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新入り

 僕は今一人で戦う以外は個人の力を重視して戦ってなかった。当然妖術のイメージトレーニングは続けている。ただ自分がやりすぎてしまって育たないメンバーを意識してて、そういう弱点を僕が出来る限り支援に回る程度で自然に任せてやってきたけど、積極的にもっと介入して伸ばしたほうが良いんじゃないか?と思っていた。


「洋介、あの子僕が専門に育てても良い?」

「なんだ祐一気に入ったのか?」

「いやそうじゃないよ。基本的にこのメンバーって改の新人放置でしょ。僕としては余裕があるから僕らが居ないメンバーとの戦いでもきちんと活躍できるように育ててみたいんだよ」

「死んで覚えろの所あるよな。どうしてもその他の新人殺さないようにし無いとってそっちになるよ。良いぜ好きにすれば良いよ」


 その子に近づいて僕は

「もう何度か一緒に戦ってるよね?僕は田所祐一、君は?」

「私は佐藤改里美」

(駄目だな新人の子だとつい改の言葉に動揺してしまう部分がある。いずれは慣れるけど)

「お節介と思われるかもしれないけど、君のサポートをしたいと思ってる。洋介にも了解を取ってきた」


 洋介の名前は中々便利に使えた。改の一族で多分今現場での戦闘で実力もあるしリーダー格だと思う。


「はい」

(うわ洋介の名前で押し切ったようなもんだよな)

「はっきり言うけど里美は弱い」

「はい」


 素直に聞いていたけど何か最初の返事と違っていた。


「改の一族がどうやって現場に来る前に教育してるか?分からないけど。妖術が基本的になってない。最初はね戦闘以外でも妖術のトレーニングしないと駄目だよ。このままだと君死ぬよ」


 わざと言ってみた。


「祐一君?」

「年近いだろうから呼び捨てで良いよ」

「祐一は改の一族の事知ってるんだよね?」

「知ってるよ知ってて言ってる。生き返るからて死んでいいわけじゃない。里美の離脱で一時的に全体の戦力が落ちて何か問題にならないとも限らない。そしてそれは洋介も意識している。じゃ何故放置されてきたか?であまり言いたくないけど、どうしても改以外の新人の人優先になるから」

「どうやるの?」


 やっぱり改の一族はどうも戦闘での死に対して無頓着な所がある。


「改の一族の教育悪いと言うわけじゃない。一通りの妖術はつかえるよね。ただ敵を前にした妖術の戦闘で覚えるのとは別に、火の妖術なら威力そのものは威力を徐々に上げていくイメージで妖術を使って鍛えていくことが出来る。どうやるかはそんな難しいことじゃない」


 そう言って、イメージして小さな威力の火の妖術を放ち、それを徐々に大きくしていった。


「これは戦闘中とは別に鍛えられる事だから。ただその改の一族の悪口を言いたかったわけじゃない。里美は若いと思う。だからなんじゃないかな」

「祐一にそれを言われると違和感があるな」

「それには返す言葉が無いよ。やってみたら?」


 僕の言いたい事理解してくれて、徐々に上げていって限界が来て止まった。多分そこが今の最大なんだろう。もう一度やって限界が伸びていった。当然だろう。まだ彼女は基礎の基礎のレベルなんだ伸びてもらわないと困る。しかしひでーな他の新人と比べて放置されてるな。


「祐一出来たよ」

「うん出来たね。今度は妖怪が来た時ね」


 妖怪が現れて僕は里美を重点的に見ながら後衛として参加した。


「里美今の威力覚えておいて」

そういって僕は補助の妖術をかけた。


「なにこれ?」


 僕はスグに妖怪に攻撃した。


「後で後で取りあえず今は敵に集中」


 ただ僕が倒してしまったので戦闘は終ってしまった。

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