無敵モード
あれから無効化の練習をしていた。防御ばかりで頭が回らなかったけど、これ武器とかボロボロになる。まず相手のダメージに武器が無効化されない。次にどうもこの無効化、武器が妖術を使ったものなら影響を受けて劣化する。妖術が使えないってわけじゃないので特に問題は無かったけど。徒手空拳の戦闘術がかなり有効なのを発見してしまった。前から思ってたけど、妖術と妖怪って似た関係にあるんじゃないか?と言う仮説がもろ生きた。無効化でぶん殴るとダメージを与えられる。最初は相手の遠隔妖術を防ぐだけのつもりだった。しかし、相手が妖怪なら妖怪の身体を使った攻撃を無効化できるどころか相手にダメージを与えることが出来る。僕が工夫すれば体に大穴開ける事も可能だった。これものすごく近接戦闘訓練に良いのではないだろうかと思い取り入れていたら。無敵状態に近かった。
ただ前あれほどビビッてたのに丸腰で戦闘ってちょっとずつだと人間って歯止めが効かなくなるな…。あまりに人間離れしてるのですぐに仲間との戦闘ではやめた。これは危険だからと言っておけば良いだろう。実際逆超がつくほど安全。相手が攻撃するほどダメージになるってこれ馬鹿馬鹿しいような。僕と組んでる人間は皆無だけど、今でも戦闘で死ぬ人は本当に稀だが出る。なんというかこれが稀になったのに僕の加入が大きいのがなんとも言いにくい部分だ。その僕が見習いをしてるからだ。いつか不満が出るんじゃないか?とひやひやしてる。今の立場美味しすぎて当分やめたくない。僕が後継者だと分かれば戦闘だけやってられないのが分かってもらえるが、まだ神主さんが目をかけてる余所者って位置づけだからな。僕の異常性上の人は気が付いてる人いるだろうな。見込みがアル才能があるレベルじゃないぞ…。以前から欲していた一人戦闘ついに手に入れてしまった。当初すごい火力で瞬殺が僕のイメージだった。または複数の妖術で正確な狙い撃ち。全然違った棒立ち特攻タックルタコ殴り。華麗に避けたりしなくても良い。だって物理攻撃してきた相手の身体にダメージ与えられるから。究極の一人戦闘相手にもぼこられる肉弾戦だった。
いろいろ考えて防御と攻撃のバランスを重視するとこれが最高の戦闘スタイルになる。これの欠点は早く倒す。これだけ。これも瞬間移動を組み合わせると人間業じゃない。ただ神主さんの火力重視を見ると僕は絶対に瞬殺は無理だった。しかしあれ一人でも何か不測の事態が起こるかもしれないから怖い。威力が大きすぎて自分にも何か及ぶ可能性があるから。って神主さんそれぐらい分かってるよな…。あれあほすぎるわ。妖怪よりその攻撃が自分に危ないって。隕石落下などが顕著だけど、たとえ直撃じゃなくても熱波、津波、誘発される地震など、あまりに大きすぎる攻撃力って防御の観点から問題が多い。神主さんってどこかで脳筋だよな…。歴代皆そう。
僕はどんどん強くなるけど、実は妖術のレベルはあんまり上がってない。オールマイティにいろいろ使いこなせる事こそ重要で、僕の妖術いつも偏ってる。分かってるんだけど中々手が回らない。ただ僕は新しい妖術を作るって転生者の使命は出来てしまった。いきなりゴールに来て初期の時点でもたもたしてる。ああ何かこれいろいろと困る。モチベーションはガタガタ。ゲームでラスボスすでに倒されてるのに地方の部下とまだ争ってる感じ。もうラスボス居ないが周知になってないとこんな事が起こる。まあ過程を楽しむのも大事だしね…。様々な日常生活を発展させる術と言うものが妖術の成長が基本になってるので本当は過程の方が大事。2代目から多分妖術の目的が変わっている。それと言うのも別に僕が居なきゃより改の一族によって妖怪はなんとかなるから。その根本が初代の妖術だからきちんと繋がってる。
ある意味改の一族って初代のゾンビ軍団だよな。絶対に口には出来ないけど、結果的にそうなってる部分がある。本当なら僕の出番は無い。有志の生きてる街の人の戦士を守らないといけないので。これ確かに大事だと思う。改の一族にやらせておけば良いわだとすごい事してるのに差別的に扱われる可能性がある。当然改の一族不満が溜まるし争いになる可能性がある。だって改の一族任務放棄してもあんまり問題ないから。生き返りを神主さんが握ってても戦闘しなきゃ死なないし、農業握ってるし。町に妖怪が流れ込むだけになる。立場が上なんだよな。それを上手く特権階級や奴隷階級にならないように歴史が調整してくれている。
「神主さん、遠隔操作した何か?から妖術攻撃って出来ませんかね?」
「それ出来たとしても逆に困難じゃないかな」
「そうなんですよね。なら自立型のロボットはどうでしょうかね?」
「それ妖術が使えるロボット作らないと結局祐一が妖術発動するなら同じじゃないかな…」
「情報処理の能力を上げる妖術って必要になりますね」
「祐一はそういうの多いね」
「別に歴代の人達と方向性を変えようとしてるわけじゃないんですよ。神主さんの見たからが大きいのですが、妖怪退治にあんな火力いるか?って大きな疑問。その余波が及ぼす回りの影響考えたらもっとピンポイントに撃破するのを高めたほうが良いです」
「何気に歴代の転生者への批判?」
「多少批判的にはなっています」
「方向性が本当に違うから既存の妖術ではまるでピンと来ない。直接的にはそんなの無いって断言できる」
「分身の術」
「なるほど自分を擬似的に複製すれば良いかも」
早速やったら出来た。これでオールレンジ攻撃が出来る。




