師弟対決
妖術も副産物も無効化と唱えてみた。神主さんやってきた。集中してたけど、実行前これ結構神主さん難しいじゃないか?と思ってた。
「出来たね」
(小技も上手いなこの人)
「どう?」
「やりません。実践でいろいろ試してみます。まだ他にもいろいろ問題があるんですよ。しかしやってみて思ったけど何この雑な妖術。何か僕発案者ですが、うんざりするものがあります」
「でしょ?何かいろんな苦労ぶち壊しにする無茶苦茶さだよね」
「僕これ穴がありそうなので、鍛える以外は出来たら避けます。貸しはちょっと待っててください」
「祐一さ出来ると思ってなかったから言ったね?」
「はい。出来たらこれ絶体絶命のピンチに使うの怖くなってきました」
「長く教えてきて今祐一の戦闘嫌いの根本が分かったよ。君戦士としては臆病だ。それで考え付いた馬鹿な妖術って皮肉だな。何故君だけがこの方向性だったのかわかる。歴代の私を含めた転生者ならまず敵を倒すことに眼を向けるからね」
「戦闘狂…」
「どっかーんとぶち倒すと楽しいでしょ」
「何か神主さんのイメージが壊れていく…」
「ここに篭って長いからね。久々燃えてしまってハイになってる…」
僕はある程度詰めて別の事をしていた。つめるのは、副産物無効化と妖術無効化は本当に区別してるのか?って疑問だった。思ったとおりだった。これ両方の無効化だった。これ分けられると便利なのかな?妙な事考えていた。すぐやめたのはいよいよ。もう一つの大技をするためだった。戦闘のときの神主さん怖いんだよな。あっちなら実体が無いから精神的に平気。問題は実体はあるのに無いってなんだ?って話し。人形的な遠隔操作が一番具体的。神主さんにはこれで良い。問題はそれで攻撃できるか?になる。使えないと意味が無い。次の問題として、実体を隠したい。透明化?後もっと面白いものにならないか?ってなる。攻撃だけは近距離で出来るけど、攻撃を受けるのは全く別ってのが理想。理想は将来像にして簡易モデルを試す。
この人形の作成って凄いことだけど何故か出来てしまう。後実体の透明化も簡単に出来た。あれ簡単に出来ちゃった。これ別々の段階踏まないと出来ないのじゃないの?人形からの攻撃も簡単に出来た。後は妖怪退治で実践するだけ。皆にばれてないか?は中々言いだしにくかった。だからこれ嫌なんだよな。所詮偽者だから。攻撃自体は本物。どうしてそれが出来るか?が分からない。これは確かに人形とは言えない。自分でやっててわけが分からなくなってくる。
いよいよ神主さんに挑む事に、後で言えば良いかな…。黙っておくことにした。
「どんと来て下さい」
「いくよーー」
(なんじゃありゃー)
なんか馬鹿みたい火の玉作ってそれを小さく練りこんで僕にぶつけてきた。とろいので避けたら、これホーミングだった。すごい爆発が起こった。これ街の人気がつくんじゃない?この人馬鹿なの?何故妖怪退治にこんなすごい火力居るの?
(あやばいかも…)
人形が消えていたので急いで近く行って姿現した。
(誤魔化せたかな?)
神主さん微妙な顔してる。
「ちょっと祐一。それもう一つの案でしょ?」
「はい」
「無効化オンリーなんて言ってないし、それ事前に言わないのが何か気になるな」
「ごめんなさい。それにしても神主さんあなた弟子を殺す気ですかー、何か僕ばかり非難してますけど、あれおかしいでしょ?」
「ちょっとやりすぎたかもね。一応街に届かないように障壁小さく貼ってある。ただちょっとやりすぎたね。自分でも全盛期衰えてないの確認」
「あれ回りの仲間死んでしまうでしょ?」
「だから一人専用だって」
「後僕隠れていたのに危なかったじゃ無いですかー」
「それちょっと祐一が言ったら駄目じゃない?だから事前に話しておけと」
「いやそれはそのそうですね…、十分離れたのですけどね。甘かったです。核とかもっと凄いですけど、放射能をまきちらさないって意味ではこれ現代兵器よりすごいんじゃないですか?」
「いやいやミサイルってすごいよ。隕石がすごいのって単に高いところから石落とすだけだからね。イザとなったらあれもやれるけどね。一応神社の中なのでまだまだ行けるよ?」
「神主さん嬉しそうですね」
「楽しいよ。私確かに戦闘好きかもね…、でさ無効化またやってみない?」
「ちょっと勘弁してください…」
そうは言いつつ、今度やるなら実体に無効化かけたかった。でも多分透明化妖術なので上手くいかないよな…。




