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いいんかーい!編

 前回のあらすじ

 配信者にガチ恋してるキモい主人公の友達がネット恋愛してて、まさかの成功してた件。凄すぎんだろ。

 

「なんで俺、友達とその彼女の三人でマ○オカートしてんだろ・・・」

「スマ○ラが良かったか?」

「天君、後でマイ○ラしよ~!」

・・・にしても、ネット恋愛成功したとは聞いたが、既に会っていて、ここまで仲良いとは・・・

 彼女いる宣言されて、一週間程で、(こいつ)の家で紹介されることになるとはな。


「え~っと、(なつ)さんで良いんだっけ?」

「はい!呼び方!なんでもいいですよ~!」

「おけまるぅ!」コース外マ!?


 苦手なマ○カやりながら、元気良すぎる返事貰ったせいで、テンション変になったが、いい子なのは伝わった。

 天の彼女の名前は、清見夏と言うらしい。名前も含め、天真爛漫でめちゃ可愛い子なんだが。良く口説いたな天。


「なっちゃん!うま~い!」

「イェーイ!」

 おれ(十二位)を置いてけぼりにしている夏(一位)と天(二位)は、大層嬉しそうであった。

 にしても(天君)(なっちゃん)かよ。熱すぎだろコイツら


「侑・・・」

「おい、有り得ない者を見る目やめろ。所持ゲーム機3■Sで時代止まってんだよ俺」

「侑さん・・・」

「じゃあAPE■でも・・・」

「もっとムズいだろそれ!!、それより、二人は関係どれぐらい長いん?」


 二人は、少し考えるように間を置いて、互いをフォローする形で話し出した。


「俺達は同年代(タメ)で、大学入学後から、ネットの多人数が入っているグループで、ちょくちょく通話とかゲームしてたって感じかな」

「二人で直接 っていうことは、あんまり無かったけど、しっかり友達として仲良かった感じですね」

 ふむふむ


「グループの仲間内で、一回リアルで遊ぶことがあって、そっから一緒に居る機会多くなったよな」

「ね~、だから知り合って半年ぐらいかな~」

 ふむふむ


彼女(なっちゃん)九州住みなんだけど、たまたま暇が空いたみたいで、こっち来てもらってん」

 正気か?


 ここ大阪やぞ、九州めっちゃ遠いやん。マジもんのネット遠距離恋愛キター!

「互いに行ったり来たりしてて、今回は私が来たって感じですね」えぐぅ~


「・・・なるほどな」「話は大体わかった、けど、そんな貴重な二人の時間、俺に割いても良かったんか~い!?」

「いいんだよ」

「いいんですよ」

「え~、感謝。」

 感謝。


「侑も、彼女できたら俺らに紹介してくれよ?」

「あ~ごめん。それは無理。そういうの全くしないタイプ、俺。」


「そう言えば、お前拗らせてたわ」

「見損ないました」

 すまん。

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