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81 大団円

予想通り、あの強烈な斬撃はもう使ってこない。

ランダムな様々な能力を出してくるが、対処できるレベル。

ミグロフを倒すなら今しかない。


丁度アカネも目を覚まし、ハルカはグレィを強化する。

高速の攻撃が行き交う中、グレィの剣がミグロフの首を捉える。


ミグロフ【参りました。】


アカネ「これで全部終わったんだよね。」

ハスハ「うん。完全勝利だよ、やったね!!」


多くのメンバーが大声で騒ぎ、歓喜し泣いたりしている。

俺たちは、異世界に行っていたからサタン国の被害をあまり受けていない。

ただ、ハスハがやられて以来の久々の平穏が戻る。

チームの5人で抱き合い、静かに喜びを分かち合う。


ただ、気になることもある。

ジョージ【ミグロフ、アンタ本気じゃなかっただろ?】


ミグロフ【王として本当に倒すべき敵と戦うときは、ストックしてる強い妖精で戦う。】

【でも、妖精は一度呼び出すとどっか行っちゃうんだ。】

【だから、普段の戦いでは周囲の妖精を適当に呼び出して戦う。】

【そういう意味で本気とは言えないけど、手抜きした訳じゃないよ。】


そういうことか、まぁ納得した。

普段は上位兵と同程度の強さだが、期間限定で最強になれる。

王らしい能力だな。


その後、全世界にサタン国との和平を知らせる能力による放送が行われた。

夜はサタン国の国民たちと今回の戦いに関わった人達で、闘技場で酒盛りになった。


やはり、サタン国の虐殺に対する反感を持つ者は少なくなかった。

だが、俺からすれば地球内の戦争に比べれば、小さな問題だと思う。

異世界からの襲撃がこれからも起こることを考えたら、サタン国との和平は心強い。

マイやメイが能力を行使して、上手い具合に納得させていった。


そして翌日。

俺はアカネに誕生祝とプロポーズをした。

婚約指輪は次元ペアリング。

レヴァン支部襲撃中に見つけて、密かに隠し持っていたのだ。

アカネに快諾され、ハイテンションでこの世界の新ルールについて話し合った。


やはり、ミストを全く扱えない人間に対する冷遇措置は避けられないようだ。

ただ、手厚く能力について教育を施すこと。

能力者が保護者になることで一定の権利が得られることになって落ち着いた。

各国のトップは、軌跡読みが出来る者の中から選出されることになった。


新日本はマイがトップ。

トップの名前は「総理大臣」や「天皇陛下」となるのは変なので、とりあえず「日本国王」となった。

各国の「国王」は見たことのない人々。

ジョニーやユートンなどの海外実力者たちは、戦闘力は高いが政治は素人だし。

それぞれの国で、能力者対策をしていた組織の幹部クラスが王になった。


そして、俺はマイの護衛隊長になった。

盾の能力だし、軌跡読みのレベルも高いので誰からも異論は出なかった。

護衛隊長であると共に最高幹部の一人。

事実上のナンバー2。


それから数日後、俺とアカネは結婚式を挙げた。

世界太平記念式典と併せて史上最高規模で行われた。

世界トップクラスのアーティストの歌や演奏、アイスショーや火祭り。

シニカとミグロフの能力によるサプライズ等、とにかく豪華絢爛な催しがあった。


そして、それからMミスティHホールは放置され、各国に住み着く宇宙人も増えた。

サタン国は領土を持たない国になった。

ミグロフが日本に住むことになったので、日本で重要な会議などは日本で行われているが。


シニカやミモナトも完全に日本人として籍を取った。

コトネはジョニーの猛アピールを受け、2年後に結婚した。

シゲルはアリサに振られ、コダマとくっついた。

ハルマとハルカもその後良い感じだったが、ハルマの浮気が軌跡読みで悉くバレて別れた。

アリサとハスハが暫くするとルームシェアを始めたので、ハルカも合流することになった。


ヤマトも結婚報告に来て、俺は知らない女性だったがアカネは凄く驚いていた。

ヤマトの嫁は、アカネの元同級生だった。

リュージと戦った後の俺を隠してくれた幻術士だそうだ。


色々あったが、それから10年地球内で戦争は一つも起きていない。

軌跡読みで上手いこと起こる前に処理しているのだろうか。

いつか来るかもしれない魔人という共通の敵がいるからだろうか。


ただ、魔人が来てももう大丈夫なんだよな。

あれからも鍛錬を続けた俺たちは、もう既にサタン国の誰より強い。

ミグロフに【ボクたちの世界に来た魔人なら、キミら夫婦と娘だけで倒せるだろう。】と言われた。


因みに俺たちの娘は、10歳で既に俺たちと同じくらいの強さだ。

鉄より硬い物質を生成し武器とし、我召喚生物に強化して貰うスタイル。

本体の身体強化も優秀なので、単騎で二重強化出来るチート能力者だ。


8歳の弟は、能力性能は高いが戦闘タイプじゃない。

我召喚が無い俺って感じの盾使い。

ただ、広範囲の軌跡読みが出来る。


全てが好調で、逆に不安になることがある。

でも、少なくとも自分が生きている間は、この世界の平和は揺るがないだろう。

そう言えるだけの努力はしてきたつもりだし、信頼できる仲間もいるから。


~FIN~

ノープランで勢いで書き始めた処女作でした。

思い通りに書けなかった部分が多々あったので、そのうちリメイク版を書きたいと思います。

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