表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
80/81

80 妖精王ミグロフ

ジョニー【カネト!急いで刃でレンデゲの腕を回収しろ!!】


次の瞬間、レンデゲが大ジャンプした。

腕を回収されれば、仕切り直しになる可能性が高い。

ルブルムテイルの存在を知られた今、再度有効打を当てるのは厳しそうだ。


前衛は動き出したレンゲデに追いつけない。

シゲルとジョニーが銃弾で妨害。


腕を失ったためか、氷結が入る。

デスサイズの刃が腕を乗せたが、次の瞬間砕かれ、レンデゲは腕を回収してしまった。


アリサ【惜しい。仕方ない、第二ラウンド行くか。】

レンデゲ【いや、ギブアップだ。君たちの勝ちだよ。】


無力化オーラはかなりの高等技術らしい。

腕を切られて重度の貧血状態で使うのは無理なんだそうだ。


ジョニー【何でルブルムテイルなら大丈夫だったんだ?】

アリサ【ルブルムテイルは魔人の剣。】

【人間の能力で簡単に無力化させることは出来ないの。】


ミグロフ【素晴らしい試合でした。】

【まさか、魔刻印が出てくるとはね。】

【ちょっと久々に血が騒いできてしまいました。】

【約束と違いますが、次、上位兵ではなくボクが出ても良いでしょうか?】


ジョージ【我々にそれを受けるメリットはあるんでしょうか?】

ミグロフ【まぁそういう話になるよね。】

【提案を受けてくれないなら、手段を選ばない。】

【どうする?】


そうくるか。

この場は相手が思いっきり譲歩して成り立っている。

機嫌を損ねるのは得策ではないか。


マイ【良いですよ。】

ミグロフ【それはどうも。譲歩してくれたお礼はちゃんと考えるから安心してね。】

【もう一人の上位兵が身体強化の特化型でね。】

【もし彼が負けて、それでオシマイだと面白くないって思っちゃったんだ。】


なるほど、次の相手の情報が譲歩の対価ってことか。


フェニ【おっと、なんと次は上位兵のスルーマから我らの王ミグロフに変更になりました。】

【個人的には王の戦いを見るのは初めてなので、興奮しています!】


【さぁー地球勢の準備は良いかな?】

【二回戦ミグロフVSジョージ、アカネ、ハルカ、アントン、ハスハ!】

【試合開始ー!】


早速ミグロフは宙を舞いながら白い玉を此方に投げてきた。

ある玉は燃え、ある玉は凍り、ある玉は魔物に変わって襲ってきた。


見た目が同じ玉に様々な効果を付与出来るなら、最初は特定の玉だけで戦い、それしかないと思い込ませてから他の効果の玉を出した方が効果的だと思う。


能力を見せつけるのが目的か?

その可能性もゼロではないが、何か理由があるんじゃないか?

ミスト・アイテムか?


とりあえず、ハスハとアントンが遠距離攻撃。

ブラックとホワイトも飛んで応戦。


さて、主力のアカネは空中戦が出来ない。

アカネを強化する役割のハルカもやることがない。


ハスハ「ウチの骨に乗って戦うと良いよ。」

アカネ「これ乗って大丈夫なヤツなのね。」


こうして、全員が攻撃に参加しだした頃、ミグロフは不思議なヨロイを纏い始めた。

攻撃は何度もヒットしているし、相手の攻撃を何度も凌いでいる。


普通に戦えている?

一抹の不安が拭えない。

5対1で互角に戦えている時点で凄いのだか、これがミグロフの能力の全貌とは思えない。


暫く膠着状態が続いた後、強烈な斬撃が飛んできた。

一撃でブラックとホワイトは殺され、アカネも致命傷を負う。

急いでハスハがアカネを盾の内側に入れ、俺が腕を召喚回復し、ハルカが強化回復する。


ミグロフ【中々良いですね。】

【今回はこの子で戦いますか。】


「この子」ね。

そういう能力か。

玉が魔物になった時点で気づくべきだったな。


ミグロフの斬撃は俺の盾を貫けはしないが、かなりの損傷を与える。

その修復で(ミスト)の消費が激しい。


恐らく、ミグロフの能力は魑魅魍魎(ちみもうりょう)の召喚だ。

空気中の魂を召喚(ミスト)で具現化しているのだろう。


これって効率が良いのか?

恐らく、さっきまでの具現化はハズレで、この斬撃がアタリ。

この斬撃は効率が良いのだろう。


俺の盾が維持できなくなれば、俺たちの負けは確定する。

この斬撃の中にブラックとホワイトを出しても瞬殺されるだけ。

それなら盾の維持に(ミスト)を使った方が良い。

ハスハとアントンが俺の盾の消耗を防ぐために妨害をしているが、焼け石に水。


ジョージ「ハスハ、骨に目を付けてミグロフの技の原理を解明して欲しい。」

「斬撃は指から出ているように見えるが、多分違う。」

「これは斬撃能力じゃなくて召喚術なんだと思う。」


ハスハ「ごめん、何言っているか解んないけど、観察してみるね。」

それから暫くハスハは攻撃しながらミグロフを観察した。


ハスハ「首の後ろに何かいる。」

「そっから出てるヒモから斬撃が出てるよ。」

ジョージ「やっぱりか!」

「よし、隙をみて確実に一発でソイツを倒してくれ!」


ハスハの突きが斬撃使いを倒した。

よし、これで暫くミグロフは弱体化するはず。

次のアタリを引き当てる前に倒してやる!


ジョージ「決めてこい、グレィ!」

「総攻撃行くぞ!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ