表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
48/81

48 耐え凌ぐ戦い

ジョージ「ハルマ、(ミスト)を使い過ぎだ。」

「何があった?このままじゃすぐにガス欠になるぞ。」


ハルマ「うっせーッスよ!」

「別にペース配分が解んねー素人じゃないッス。」

「普通に戦ってんのにミストがドンドン減ってくんだよ!」


冷静さを欠いているな。

「冷静になれ」と言っても逆効果な気がする。

キジキの能力は、相手のミストを過剰に消費させるものなのだろう。

このままだと、もうすぐハルマは墜ちる。

そしたら1対2?

冗談じゃない。


ジョージ「大技一発当てたら、一旦本体は引いてくれ。」

キジキは我召喚だけで相手をした方が良い。

アサオルは俺とゴーレムで相手をするか、かなりキツいが。

ハルマの残りミストは、カルマを出すことだけに使って欲しい。


ハルマ「誰が諦めるかよ!まだまだこっからだっつーの!」

クソ、言うことを聞いてくれない。

そういうことじゃないんだよ。


仕方ない。

ハルマが墜ちる前に打開策を見つけるしかないか。


よく解らないが、攻めてるときじゃなく攻められてるときに減っている気がする。

そして、被弾があっても無くても減っている。


ナイフの周囲に能力者の(ミスト)を散らすオーラの様なものがあるのではないか?

紙一重で避けても減っているが、大きく避けたときは減っていない。


ジョージ「ナイフを紙一重で避けると(ミスト)を削られるみたいだ。」

ハルマ「俺もそんな気がしたとこですけど。」

「でも、もう(ミスト)が殆ど残ってないんですよ。」

「すんません。引くべきでした。」


いや、今更言われても。

結局、1対2・・・。


あれ、アサオルと戦っているのが、ブラックとゴーレムと何かもう一体いる。

白い天使みたいなのが。


コイツは俺の我召喚生物のようだ。

キジキの方に意識が行っていて、ブラックがいるのにブラックを出そうとしたら、この天使?が出たのだと思う。


俺の我召喚は、ガーゴイルじゃなくて天使と悪魔だったようだ。

天使の方は、手を刃や盾に変形させたり斬撃を飛ばす能力。


ブラックの相方だから、見た目的にも名前はホワイトで良いだろう。

折角の新能力なのに、知らぬ間に出てきて最初の仕事は時間稼ぎか。

何とも地味なデビューだな。


とりあえず、ブラックとホワイトにはキジキの相手をさせて、俺とゴーレムでアサオルの相手をする。

やはり、ブラックとホワイトのミストも削られるが、人が直接削られるより影響は小さい。


ジョージ「ハルマ、(ミスト)が回復したらカルマの応援を頼む。」

ハルマ「了解です。すみません。」


さて、少なくとも5分くらいはこの状態で凌がないといけない。

かなり無茶だが、やるしかない。


コトネ【お待たせー。】

アサオルとキジキに火柱が上がる。


間一髪。

だが、当然二人はコトネを狙う。

俺が前線にいながらコトネを守り続けるのは厳しい。

ジョージ「ハルマ、まだか?」

ハルマ「あと10秒くらいです。」


俺は後衛に引っ込み、ゴーレムを増やす。

俺はかなり(ミスト)を消費していので、ゴーレム2体は少しキツいが、10秒くらいなら何とかなる。

カルマが来たら、ゴーレムを合体させて1体に戻す。

俺たちは敵の足止めだけしていれば良い。

ダメージはコトネが与えてくれる。


アカネ「お待たせー。」

よし、アカネも到着。

ジョージ「デカい方を頼む。」


今回のアカネはモーニングスターの様な武器を使っている。

秘密の特訓の成果がこのモーニングスターなのだろうか。

先端の鉄球から、トゲが出たりヤリが出たりオノが出たり。

以前も手に持つ武器を色々変形していたが、変形速度が桁違いだ。


途中でカルマが墜ちたが、もう大勢に影響はない。

俺・アカネ・コトネ。

初期パーティーとも言うべき、俺らのチームワークは抜群だ。


コイツ等、能力は強いが頭はあまり良くなさそうだ。

さっきの見事な連携は、アイカヌがいてこそだったのだろう。

アカネとコトネの激しい攻撃の前に怯みっぱなし。

そんな中飛んでくる雑な攻撃は俺が全部余裕で止める。


最終的に二人はコトネの炎で炭化した。

しかし、キジキの持っていたナイフは綺麗なままだ。


ジョージ「これってもしかして。」

コトネ「ミスト・アイテムなんじゃないかな。」

「お宝だね。」


何とか勝てた。

だが、殆どミストを使い果たしてしまった。

ハルマは完全に空っぽだし、本部に行っても役に立てない。

まぁ、こっちは実質3対2で勝てたし、残り2人を7人で相手しているなら、問題ないだろう。


ハルマはセンスはあると思うが、循環だもんな。

そろそろ、飽和じゃなければ半人前って感じになってきたな。



ミズノ・カミオ・ミムラ組


モロウタ【妙な機械を使いやがって。】

【俺様が戦うハメになるとはなぁ。】


ミムラ「コイツはヤバいね。」

カミオ「多分、コイツがボスなんですよね。」

ミズノ「だが、ここは第一支部。」

「応援も期待できるし、何とかなるだろう。」


モロウタ【何人いても一緒だよ。】

【話になんねーんだよ。】


モロウタは三人に向けてビームを放った。

その直後、ミムラとカミオが倒れた。

ミムラは回避失敗、カミオは水のガードをしたがあっさり貫通した。

二人の強化した身体を貫き、更に壁には深い穴。


とんでもない攻撃力。

ガード不可の超ビーム。

ミズノの頬を冷や汗が伝う。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ