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18話 武人と梅干し

見つけて下さってありがとうございます。

予定通り本日分を投稿します。

第18話になります。港湾街に買い物にきたガブとタスク、磯臭さに悩まされ港の飯が食べられない男と出会います。今回もテキストボリュームがいつもの倍で参ります。もう今の量で通常ボリュームにしてもいいのかな、まだ迷ってます。

 自警団の募集は翌日から職安で募集をかけたらわんさかと応募が来た。面接ではシスの神様的サトリ能力がフル活用され、お陰で差し障りがありそうな人を弾いてくれたようだ。

 

「妙な事を考えてるやつはすべて落としたぞ、自警団でタダ飯を食らおうなんて考えてるやつもいたからな。教会の差金らしいやつもいたぞ、全く。今の選定メンバーなら真面目でしっかりやってくれるだろう」


「助かる。ガブ団長代理、問題はないか」


 採用は身元のしっかりした街の男性五人、女性五人に決まった。これだけ居てくれれば自警団の設備や道具を回転させていくことができるだろう。窓口へも人を置ける。

 

「うん!後、あの三人を見習いにするよ」


 それとサンソンさんからのたってのお願いで三人の兄妹、マルコ、ノア、マゼたちが見習いで入団した。この世界じゃかなり低い年齢から奉公とかがあるようだ。先日の教会の大勝負でいい活躍をしてくれたしガブとしては選びたくなるよな。まあ見習いだから無茶なことをさせるつもりもない。ところで俺、いまだに『団員見習い見習い』なんだが…?

 

 意外に住み込み希望は無く街に住まいがある人間ばかりが採用になった。後は昔の消防団よろしくご近所さんたちも非常勤で手伝ってくれるという。ご近所さんの繋がりってすげーなと感心し、とても感謝した。

 

 これで漸く俺たちは食堂の準備に入った。

 

 役所への登録手続き自体はすぐに終わりそうなんだが、食材の仕入れをどうするとか食器を揃える必要が出てきたとか準備はまだまだ不足していた。

 


◆◆◆◆◆



 今日はガブに案内してもらいパールベックから駅馬車で二時間ほどの場所にある港湾街トルーハンに食器の買い付けにやってきた。自警団の食器は欠けや傷みが多く店をやるなら少しは新調しようという話になったからだ。


 ちなみにシスは留守番。自分も行くと渋ったが、昼飯にハム、卵焼き、ポテサラ、ハンバーグ、野菜の各サンドイッチを山の様に用意してやったら納得した様だった。ちなみにハンバーグはメーカー製の袋から出して焼くだけのやつだ、お弁当によく入れるやつといえばわかるだろうか。シスにはこれは昼飯だぞとは教えてあるが早々に食べてしまわないか心配だ。なるだけ早めに帰る事にしよう。

 

 街に到着するとガブと俺は二手に分かれて買い付けに回った。意外に専門店が多く買いたい品物の種類ごとに店が違う為だった。

 

「じゃあガブは金属製のスプーンやフォーク、後は木製の箸の調達を頼む。それぞれ30本ずつ欲しい」

 

「はーい、タスクさんはお皿だったね、重いから気をつけてね」


 俺は大皿や定食に出すプレート皿をたくさん買い付けた。もちろん大量の割れ物は手では持ち運べないのでアイテムボックスに全て収納した。加護様々だ。そういえば教会のお告げ事件以来、三女神とコンタクトが出来ていなかったな…今夜あたりまた通話を試そうなど考えつつ俺はガブを待っていた。


 待ち合わせの目印にしておいた、どこかの国の大きなガレオン船を見上げながら暫く待っていたがいつまでたってもガブが来ない。

 

「あいつそんなに遠くに行っちまったのか?あんま食器の市場は広く無いんだが…って、ほらあ、こんなとこにいるじゃないか」


 心配して探しに行くとレンガ倉庫群の近く、露店が並ぶ場所にガブの後ろ姿を見つけた。

 

「おーいガブ、んん?」


 こいつこんなとこで買い食いしてたのかと俺はガブの背後へと近付くと何やら様子がおかしい。


 黒髪オールバックに刀傷の隻眼で顎髭、ボロマントにかっこいい甲冑を着たおっさんが壁に背を預けて呆けた顔で座り込んでいる。その周りに色んなジャンクフードやお椀が置かれていて、まるでお地蔵さんにお供物状態だ。更におっさんの前にガブが座り込み、彼に飯をを食わせようとしている。しかし彼は手を振りノーセンキューしてるようだ。


 ガブはこのおっさんを介抱してるのか?

 

「たっ、タスクさぁん、助けてぇ!」


「なんだガブ、何をやらかしたんだ?」


 ガブに問いかけると困った顔で俺にすがってくる。


「やらかしてないよっ!あのね、買い物終わったからタスクさんと屋台のおやつ食べようと思ってそこの海鮮串のお店に寄ったの。そしたらこのおじさんが居てね」


 どうにも列で前に並んだこのおっさんが屋台の海鮮串を買ったが食べられず、突然そこの壁際で座り込んでしまったという。ガブは心配になって話しかけてみるとおっさんは腹は減ってるが食べ物が受け付けないらしい。

 

 どうやら彼は港街特有の海鮮の匂いがダメでこの街にきてからまともに食事ができていないようだった。ガブが気を利かせてあちこちの屋台から食べ物を買ってきたが、彼にはどれも匂いを嗅ぐだけで気持ち悪くなり食べられなくなる一方だったらしい。

 

「あんた、港飯が苦手なんだな?」


「ああ…この街でやっと飯が食えると露店街まで来たんだが、どれもこれも臭いがきつくて全く食べられないんだ。この店ならと思ったのにやはり食えなくてがっかりしてな…。そのまま脱力して動けなくなって…全く情けない事だ…」


「どうしよ、お医者さんに連れていこうか?」


「いや…単に腹が減って動けないんだと思う。ガブ、そっち側の肩をもてるか?」


 ともかくこのままだと良くないと俺は判断し、できるだけ磯風の漂う港から離れた駅馬車の停留所までおっさんに二人で肩を貸して連れていった。

 

「すまない、足元がふらついて…」


「あんたみたいな強そうな武人が弱ってるなんてよほど食べられてないんだろ」


「ああ…もう三日食えていない…わしは山育ちでな、海のものは不慣れなんだ。特に海の臭いはダメでな…」


「わかる、俺も磯臭いのがきついのは好きじゃ無い。あんたほどじゃ無いけど嗅いでて頭が痛くなることがあるからな」


 俺は彼の顔がどこかで見覚えがある気がしてならなかったが、弱り込んだ人間を放っておくわけにもいかず頭の隅に片して世話をすることにした。

 

「ちょっと待っててくれ、すぐに飯を作るから」


「なんと、面倒をかけて申し訳ない…」


「えへータスクさんのご飯とっても美味しいんだ、それでね、今度食堂開くんだよー。じゃあご飯出来上がるまで一緒に見てようね」


 とにかくこのおっさんは海鮮がだめだからな。田んぼや畑から採れたものを食わせるのが一番だろう。時間停止で保存効果ばっちりのアイテムボックスから食材を取り出す。

 

 大根を薄切りの銀杏切りにするとミネラルウォーターと共に一人用土鍋に入れてカセットコンロの火にかけた。沸騰して大根が柔らかくなったらそこへ出汁入り味噌、冷や飯を投入してもう一煮立ち、雑炊を作った。卵を割り入れて軽く箸で混ぜ…ネギを散らしておく。ほかほかと味噌の香りがしてきた。付け合せはお新香と梅干しだ。

 

「…………じゅる」

 

 ガブが旨そーとばかりに涎を垂らしてる。これはおっさんのだからちょっと我慢なさい。

 

「ほい、即席味噌雑炊の出来上がりだ。出汁は魚だけど海の匂いは全然しないはずだ、試してみてくれ」


 俺は椀に雑炊をよそうとスプーンと共におっさんに渡した。最初は訝しげに見ていたおっさんは匂いを嗅ぐ…瞬間目つきが変わった。彼は俺を見る…頷き返すと一気に食べ始めた。しゃかしゃか、かつかつかつ…熱いのも気にせずかきこんでいくおっさん。

 

「う…美味い…わしの食べたかった味がしよる…!」


「そうか、よかった。まだあるからこっちを…」


「これはなんだ?丸くて赤い…」


「梅干しだ。箸休めってか食欲増進てか、まあ摘んでみてくれ」


 おっさんは何の躊躇いもなく梅干しをパクついた。瞬間、じわーっと汗が噴いて渋い顔がさらに渋くなって叫んだ。

 

「すっぱーいっ!なんだこれはっ、もっと飯をくれっ!」


 そう言うとおっさんは熱々の土鍋を手甲越しに持ってスプーンでガツガツやり始めた。頬が膨らむほどもりもりに頬張り…添え物の梅干しをぱくりとして、酸っぱい顔になってはまた繰り返し、あっという間に平らげた。

 

「おおお…」

 

 あ、これあのパターンだ。

 

「ああ。なんという美味さ…酸っぱさ…腹の底から熱が、力が湧いてきよる…コオォォ…」


「落ち着け落ち着け、ほい、水」


 スクルドでやったパターンだなと思い出しながら俺はお冷やを渡す。

 

「おお、かたじけない!ごく、ごくっ、ぶはあ」


「おじさん、大丈夫?」


 忽ち顔色が良くなり生気みなぎる精悍なマッスル中年になったおっさんにガブが話しかけた。ギンッと音がしそうな鋭さでガブを見据えニヤリと笑うおっさん。

 

「ああ、この飯のおかげだ!腹の底から激るものが湧いてきた!美味かった…!久しく食べていない懐かしい味だ、大地の味だ…!」


「あんたさ、もしかして東方の人?」


「何故そう思ったのかね」


「髪色と肌。それに米と漬物を普通に食べてたから」


 目を丸くしておっさんが俯く。するとばしっと膝を叩き喉を見せる程のけぞって笑い始めた。

 

「はっはっはっは!こいつは驚いた!わしを東方人と一発で見抜いたのはお主が初めてだ!この国ではまだそれほど知られておらんはずなんだがな」


「だってほら、俺の髪、肌、な?」


「おお、お主同郷であったか!どうりで飯の好みが合うわけだ」


「んんー遠くて近い隣人、みたいな感じだろうか。まあ飯が気に入って貰えてよかったよ」


 おっさんがまだいけそうだったので追加でさっきよりも大きめの土鍋で味噌雑炊を作った。今度はガブも交えて食べた所、この威勢のいいおっさんもさすがにガブの食べっぷりには目を丸くしていた。

 

「おお、これは一本取られた!お嬢も中々の健啖ぶりだな」


「ガブは別格だよ。俺は普通だから安心してくれ」


「それって私が普通じゃないみたいだよぅっ!」


 それから駅馬車が出る時間まで身の上話を交わした。おっさんはとある軍にいたが敵軍にやられ敗走し仲間たちとは散り散りになってあっちこっちと彷徨っていたらしい。かなりの方向音痴で山岳方向へ向かっていたはずが海に行き着いて今回の事態に陥ってしまったそうだ。

 

「地図持ってないのか?てか街道沿いを歩けば山の方にも太い街道がはっきりと伸びてるから迷わないと思うが」


「あるが…すまん。だいたい地図を見ても自分がどこにいるかどっちを向いているかさっぱりわからん。普段でも建物を出入りしたら自分がどっちから来たのかすらわからなくなるのだ」


「タスクさん、地図わかんない人はほんとそうなんだよ?私も慣れたところ以外は歩けないもん」


「おお、お嬢わかってくれるか!」


「もっちろん!」


 がしいっ!と方向音痴同士が握手してる、なんやこれ。と騒いでるうちに駅馬車の予鈴が鳴り始めた。そろそろか。

 

「おっさんどうする?俺たちは次の便でパールベックへ帰るつもりなんだ。一緒にくるか?宿くらいなら提供できるぞ」


「道が不案内故、一緒にお嬢たちについて行きたいとおも…」


 その瞬間、何故かおっさんの目がカッと見開き、そしてどこかを睨みつけた。目が何かを追っている。殺気というのはこう言うのを言うんだろうか?ちりちりした乾いたような何かを肌に感じた。

 

 おっさんの尋常でない様子に俺は後ろを振り向いたが人混みが見えただけでよく分からない。

 

 おっさんの方へ向き直るとしれっとすまし顔に戻っていたが…。


「…ったんだが、今やりたい事が出来た。申し訳ないがわしはここで別れようと思う」


「おっ、おいおい、いいのか?」


「この馬車に乗ったらすぐ一駅だから何かあったらパールベックへ来てね?自警団の事務所って街の外門くぐったらすぐにわかるから」


 ガブが心配しておっさんの手を握る。歳上のおっさんを相手にお姉さんぶってる感じだ。

 

「おう、お嬢、その時は必ず寄らせてもらう。それに握り飯を分けて貰えるとは。タスク殿、ありがたく戴くぞ」


「握り飯は梅干しを握り込んであるけど日持ちはしないから今日明日には食べてくれよ」


「かたじけない。恩は忘れん!また会おうぞ!」


 おっさんに見送られ駅馬車に乗り込んだ俺たちは港湾街を離れた。おっさんは見えなくなるまで俺たちに手を振り続けた。もう夕刻近く、日はだいぶん傾いてきている。そう言えばおっさんの名前を聞き忘れたな。


「タスクさん、おじさんからこれ預かったんだけど、わかる?」


 駅馬車の中でガブが大層な装飾のついた短剣を見せてくる。どうやらおっさんに礼として貰った品だそうだ。また会える時までお預かりしますねとガブはおっさんと約束していた。

 

「かなり立派な柄だな、なんか複雑で物々しい模様付いてるし」


 短剣の紋様をしばらく眺めて…俺は思い出した。この紋様を見た事がある。ドラパラの管理画面を呼び出しマップを引っ張り出す。帝国領に表示された国旗の紋章と短剣の紋様がぴったり一致した。

 

「あのおっさん、帝国軍人だったのか…ん?待てよ」


 おっさんの顔がやっぱり見覚えのある顔に思えてきたので管理画面からキャラクターリストを呼び出した。帝国サイドのキャラ一覧をなぞっていく。


 おおい、居るじゃないか、あのおっさんが!

 それも結構リストの上の方に。

 まさか、偉いさんか?


「あれ?これさっきのおじさんだよね?」


 ガブがキャラ一覧を覗き込む。

 手慣れたように指で詳細メッセージのウィンドウを撫でていく。


「…ああ」


「んんと、なになに。これは肩書きかな?幻竜帝国軍四天王が一人、ウソっ、西方面軍総大将…地の…」



◆◆◆◆◆



「デューメ=ピッケルである!貴公見覚えがあろう。今こそ再戦願おうか!」


 その頃、おっさん…デューメは己の軍を打ち破った自警団…ゲームの主人公たる団長たち一団をガレオン船の乗船エントランスで捉え再戦を挑んでいた。

 

 果たしてたった一人のデューメが勝てるのだろうか。1対20という数の差だけを考えればどう見てもデューメの敗北だろう。

 

 しかし彼は以前の彼とは違っていた。漲る力、迸るオーラと剣気が全身を包んでいる。更には健康で健常、異常なまでに色艶血色の良い肌色、よい年のおっさんとは思えない異様な覇気を伴っていた。隻眼はいつの間にか癒えて両目で彼らを睨みつけていた。


 不思議と負ける気がしなかったと彼は後になって言うのだ。我が身に闘神が舞い降りたと……。

 


◆◆◆◆◆



「うむ、やはりタスク殿の飯は美味い」


 朝日の昇る頃、デューメは駅馬車の停留所で一人握り飯をかっくらっていた。

 

「不思議だ。この飯を食らえば疲れどころか古傷までも立ち所に癒えてしまう。おまけにわしの眼が治っとるとは。これぞまさに神の飯だ」


 デューメは久しぶりの両眼で朝日を見ていた。瞼を撫でて独りごちる。傷だらけだった腕もいつの間にか筋骨隆々の艶々で綺麗な腕に治っていた。

 

「この眼が治っていなければ彼奴らめの複合攻撃に対応しきれんかったろう…体とてそうだ、以前なら体力切れの上に数で押されて奴らを討ち果たせなかったろう。頭を逃がしたのは惜しかったが、玉砕覚悟だったわしにとっては予想外の上を行く奇跡の戦果だ」


 昨夜のうちに団長たち20人の猛者をたった1人で撃ち破ったデューメ。団長を取り逃しはしたものの、自警団の陣営を打ち破った彼は仲間達の弔いを果たせたことになる。彼は悲願の達成に思わず涙した。


 結論から言えばいくら数の差があれど平均レベル30の集団が寄ってたかった所でレベル30→150にアップしたデューメにはとても敵わず、赤子同然にねじ伏せられてしまった様相である。そんな事はつゆほども気づいていないデューメであったが。

 

「まるで一度死んで生まれ変わったような気分だ…」

 

 彼は思考する。

 

 匂いで食べられない特殊な理由で飢えて苦しむ己を理解して助けたばかりか、不思議な力漲る飯で仲間たちの仇を取る機会までも与えてくれた二人、ガブとタスクを想う。何とも心地の良い二人であった。

 

 そしてもう一度…あの味噌雑炊を食べたいと願った。

 ごくりと喉が鳴る。


 決めた。向かうはパールベック。

 天涯孤独の身の上に気にする係累等居ない。

 軍への義理は十分に果たせただろう。

 己が仕えるべきはあの二人。

 今こそ胃袋の望むままに進もうではないか!


 二人が開くであろう食堂を目指してデューメは立ち上がった。停留所に入ってくる始発の駅馬車を見つめながら握り飯を齧ると中の梅干しに突き当たった。

 

「うーん、すっぱーいっ!」


最後まで読んで頂いてありがとうございました。

おっさんの名前ですが…


デューメ=ピッケル

dume pickle

pickled ume


英語で『梅干し』だったりして。


次回は11/14の20時更新の見通しです。

どうぞよろしくお願いいたします。


いつも読了、ご評価、ブックマークをありがとうございます。とても励みになっています。

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― 新着の感想 ―
[一言] 味噌と梅干しは合いますよね。 自分で味噌味の雑炊を作るときは梅干しは中に入れちゃって梅味噌風味にして食べてました。 しかし魚介系の食べ物が苦手なのはちょっと可愛そう… 旨いのにな… だんだ…
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