蛇、族長によばれる
熱い·····。
熱と共に体が縮んでいく。
気づけば変身は終わっていた。
「ほ~。」
自分の肉体を眺める。
うん、細マッチョだ。
ん?
ふと顔を上げると龍人族達に囲まれていた。
·····何で?
「「ウオオオォォォ!!!」」
突如龍人達が沸き上がる。
····何で?
「「良かったぁぁぁ!!」」
·····何が?
状況が分からない····。
あ、裸だ、とりあえず服着よ。
足下に白い服があったので着る、着物みたいで着心地が良い。
「鑑定」
蛇神の羽衣・・・蛇神が着る着物。蛇の抜け殻で出来ている。着ると全ステータスup。
「すげー。」
ゲームでは見た事ない装備だ。
どうやら進化と同時に出来たみたいだ。
今回は進化にどれくらいかかったんだろう、1日位は寝てた気がする。とにかくお腹がすいた。
羽衣を着ていると、1人の龍人が近づいてきた。
他の龍人より立派な服を着ている。どうやら族長の様だ。
「この度は娘を助けて頂いて誠にありがとうございます。」
娘?ああ、その子か。
よく見ると、男の後ろから小さな少女がこちらを見ていた。
「いえいえ·····」
俺が助けたのって族長の娘だったのか。
まてよ····てことは何かお礼とか貰えるんじゃないのか?
美味しい食べ物とか····。
蛇ってあんまり味感じないんだよなぁ。
せっかく人間になったんだから美味しい食べ物が食べたい。
「そこでお礼と言ってはなんですが·····」
お礼?
ヤバい、腹が減って意識が····。
なんか眠くなってきた。
「娘を貰ってくれませんか?」
「··········へ?」
眠気覚めた




