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デゥエルスタンバイッ!!
意外にも巣穴はそこまで深く無かった。
2、3メートル程下って行くと直径5メートル位の広間があった。
そこには錆びたナイフ等で武装した4体のゴブリンと、剣を持ち、1人玉座(?)らしき物に座る灰色のゴブリンがいた。
『あれは確か···灰ゴブか!』
灰ゴブは灰色ゴブリン、ようはホブゴブリンである。
通常のゴブリンよりも一回り大きな体、だいたいの場合は棍棒を持っているが、今回は剣だったみたいだ。
まぁ大した相手じゃないな。
お前も経験値にしてやるッ。
ゴブ?
おっと気付かれた。
座っていた灰ゴブが立ち上がり、他のゴブリンを手で制す。
『ん?なんだ?』
灰ゴブは、ゴブッ っと咳払いすると···
「オ··マエ、は··なせる···か?」
シャ、シャァベッタァァァァァァァ!!!




