進化···する··のか?
うんやばい、かなりやばい。
まず種族、なんだよミドリムシって。
いや知ってるよ微生物だよ、それはいい···良くないか··。『なんだよこのステータスウウウウ』
体力1 MP1 攻撃力0 防御力0 素早さ1 魔法攻撃力0 魔法防御力0
なんて散々なステータスなんだ。もはや素早さが1ある事が不思議に思えてくる。
『まあ、微生物なんだししょうがないか。』
それにしてもこのステータス表示のされ方どっかで見たような·····。ダメだ思い出せない。
そんなことより鑑定だア゛ア゛ア゛。
異世界転生の定番だろォォォ。
Lvがupしました 1→2
『!!』
ビビった〜なんだ急に。
レベルが上がった···のか?
·····そうか!そう言えば 光合成 っていうスキルがあったっけ。『鑑定!!』
光合成→光合成
( °△°)
『こりゃ使い物になりまへんわ』
Lv1だからか、使い物にならなかった。
『どーしよ···無いよりはマシか?·····うん保留で。』
恐らくだがこの光合成というスキルは日の光に当たることで経験値?が貰えるのだろう。
ならする事は1つ!
『ボーッ(°¸°』
そう!!ボーッとするのだ!!
そもそも動けないしね。
游泳ってスキルは使い方が分からんし、ミドリムシの固有スキルに期待するのは無理がある。
それから暫くたった頃…………………………………………。
『暇だ』
暇だ。大事なことだからもう一度言う、暇だ。
何もする事が無い、五感も無く水の中にただぷかぷか浮かぶだけ。
そうだ!!鑑定スキルのレベルを上げよう!!
何も見えないけど··『鑑定!!』
微生物→微生物
うん知ってるよ
『鑑定!!』
微生物→微生物
『鑑定!!』
微生物→微生物
鑑定スキルのレベルがupしました 1→2
鑑定Lv2
お!レベルが上がったぞ。
『鑑定!!』
微生物→ミドリムシ(変異)
『おお!』
それにしても変異って··インフルエンザかよ。
Lvがupしました 2→3
最大レベルに到達しました
進化が可能です
進化先を表示しますか?
YES NO
『´°ω°)ウオオッシャアアア』
進化だあああ。 YES!!
進化先
ミジンコ
『ホヘ!?』
主人公の情緒が不安定なのは元の性格のありますが、ミドリムシになったことで脳が無くなったためです。脳が無いのに思考が成り立っているのは異世界パワーです。