やくぶーつはやめろいいいいいい
オオオオオ止まらねえええええーーー
目まぐるしく移り変わる景色を見る余裕などあるはず無く、迫る木々を避け続ける。
そして、ついに止まら‥‥‥なかった。
ドスンッ 「プギュッ」
木にぶつかり、倒された時のスライムのような音を出して止まる、全身がぼろぼろだ。
う、うえっぷ
ヤバい酔った。気持ち悪い、あと痛い。
散々だ、HPもあと4しか無い。
あのガキ共、次会ったら必ず〈自主規制〉して〈自主規制〉して〈自主規制〉引き摺り出してやる。
まだ上手く動かない体を引き摺って倒木の下に潜り込む。
自己再生で体が治るのを待っていたらいつの間にか眠っていた。
ふーいい朝だ、自己再生で体も完治したし、気分爽快だぜ!
ガキ共は許さん。
さて、朝食にしますか。
近くのモンゴの木にするすると登って行く。
この森にはモンゴの木が至るところに生えているので食べ物には困らない。
さらに、ランナーの称号で食べれば食べる程経験値が入るので一石二鳥だ。何故食っただけで経験値が入るのかは未だ謎である。
あった、モンゴの実だ。真っ赤でいい感じに熟している。
パクリ
うん。上手い!
リンゴに似てるっていうかリンゴだわこれ。
Lvが上がりました
メッセージを無視して食べ続けていると、音がしたのでふと見上げると‥‥血走った大きな目をした鳥がこちらを見ていた、目をグルングルン動かしているのに見られていると分かる。
「ギョエエエエエエ」
奇妙な声で鳥が鳴く、『ギャアアアアア』なんなんだよおおおお怖すぎだろおおおお。
アイツの名前はクレイジーバードだ、グルグル回る目を見続けると混乱状態になる‥‥だったはずだ。わりとレアだったから思い出せなかった。
ならば今すべき事はただひとつ‥‥‥全力で逃げろオオオオオ
っと『鑑定!』
クレイジーバード
Lv7
HP 64
MP 45
ATK 36
DEF 38
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うん‥‥‥全速全身ンンンンン!
全軍、あの薬をキメてる鳥から離れろオオオオオオ。
「キョエエエエエエエエ」
き、来たああああああ




