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19,こころ




「朝練終了!!」

「んじゃ、いってきまーす。」



二日目はこんな感じで始まった。

多分毎日こうだろう。


教室に入って気づく。

(自己紹介誰一人として聞いてなかった……)

(誰が誰かわからん…これじゃあ話せねぇ。)

(どうしよう。学舎生活が………)


「あ、グリム君。おはよう。」


「あ、あぁ。おはよう。」

(俺のこと知ってる?!)

「なんで知ってんの?!!」


「それは、ソルデア家は有名だからね!!」


「そ、そうなんだな。」

(有名なのかぁ。知らんかった。)

(言ってくれよ、母さん。)

(席行くか。)


席に行く途中目に入った。

いや、入ってしまった。

瑠花だ。

瑠花がいる。

死んだはずの瑠花の顔がある。


「る、瑠花!!!!!」


シン…………………

教室から音が消えた。


「瑠花……生きてたんだな。」

「良かった。こっちで会えるとは思ってなかった。」


「あ、あの。るかって誰ですか?」


「え?」

「い、いや、冗談はやめてくれよ。る、瑠花だろ?」


「私の名前はキース・ルルカです。」


「そ、そんなはずないだろ。」


「いえ、私はキース家に生まれた、正真正銘ルルカです。」


(ち、違うのか……嘘だろ!!)

(瑠花が。目の前に瑠花がいるのに!!)

「そ、そうか。人違いだった。わるかった。」


「そうでしたか。」


「……………」

「……………………」

(あぁ……痛い。)

(まただ。また痛い。)


その日は、耳に音が入ってこなかった。

瑠花を思い出す。その度に痛みが増す。


家に帰っても瑠花…いや、今はルルカか。

ルルカの顔が忘れられない。

人違い?見間違い?そんなわけない。

一度たりとも忘れたことはない。

あの顔。

俺が?見間違えるわけがないんだよ!!



夜、ベッドの中で考える。

立ち直れそうだった彼は、またあの日を思い出す。

そして繰り返す。思考の泥に足を取られ、ズブズブとその泥の中に溺れていく。瑠花以外のことは何も考えられない。心に泥が溜まっていく。どんどんどんどん重くなる。


(もう……駄目だ。)



皆様は心が暖かくなったことありますよね。

ポカポカしたこともありますよね。

苦しくなることもありますよね。

辛くなることもありますよね。

なんででしょうか。

人間にはいろんな感情があって、いろんな考えがある。

人間って面白いですよね。

皆様も身近な幸せを感じて生活してみてはいかがでしょうか。

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