15,秘密
二度寝して、起きたのは10時。
そこからご飯を食べて庭に出る。
昨日貰ったギフトの使い方だ。
朝起きた時は、家族全員が
「どんなギフトなの?」
「教えなさいよぉ。」
「どうせ俺の方がつえぇ。」
みたいな感じだった。
(まぁ、教えんけど……)
「ちゃんと使えるようになってから見せるね!!」
と言って逃げてきた。
ん?本音?
ただただうるさくて怠かった。
悪いか!!
あと秘密にしといた方がいいかなって。
そんなことは置いといて……ギフトについてだ。
ギフト 掌握
掌握
主導権を握る。ギフト「鑑定」の上位。
対象の全てを知ることができる
掌握した相手の身体能力・能力を自分に上乗せできる
上乗せするのみで相手の能力が下がるわけではない
ギフトの使用対象が自分より強者の場合気づかれる
全ての事象に、常に補正がかかる
(おいおい……魔王が持ってそうな能力だな。)
(この常にが気になるな。)
(常に補正か…例えば、技術の上達を補正…的な。)
(努力すればその分上達するのか?それだと限界がないってことになってしまう。)
(このギフトはわからんことが多いな。)
「魔法の練習でもしようかなぁ」
そして一日が終わって行く。
「で?ギフトは使えるようになったのか?」
「グリムは天才なのよ?使えるに決まってるわ!!」
「俺のギフトの方が強い!!!」
「それが結構難しくて…完璧になったら見せるね」
「おぉ、わかった。完璧だと思ったら見せてくれ。」
「まぁそれはそれとして…グリム。明日から剣の稽古をするからな。」
(ん?)
「な、なんでですか?」
「アルムたちもやってきたからだ。」
「僕は魔法が使いたいです……」
「じゃあ、魔法も稽古すればいい。」
(この脳筋め!!)
「そうよ!!私が教えてあげるわ。」
(母さん嬉しそうだなぁ……ハァ…)
「グリムも一緒に魔法を使いましょう!!」
(姉さんまで……一人優雅に庭でやりたかった…)
「わ、わかったよ……」
明日からは剣の稽古だ。
頼んだぞ!!ギフト!!!
お前の性能を見せてくれ!!
皆様は何かに一生懸命になったことはありますか?
私はないです。
あるかもしれませんが覚えていません。
今までずっと、ぼーっと生きてきました。
私は何かに一生懸命になれる人を尊敬しています。
生きる目的がある人間を羨ましいとも思います。
皆様も尊敬できる人が身近にいますか?
是非、探してみてください。
嫌いな人でもここは尊敬できる、など良いところが必ずあると思います。
そして何もない人もまた必ずいません。




