10,ギフト
今日はギフトについてだ。
幻想。これは使い方次第で強さが変わるだろう。
使い方は何となくわかる。
想像するのだ。細部まで、はっきりと。
何故わかるのかは、俺にはわからない。
とりあえず使ってみる。
(最初は剣を想像しよう。)
手には剣…らしき物がある。
だか、すぐに消えてしまった。
(難しい。想像するだけで精一杯だ。)
(想像しながら体を動かすのは、今は不可能だ。)
(使い続ければなれるだろうか?)
もう一度想像する。手には剣。
その剣で気を切ってみる。
ちゃんと傷がつく。
(まさか、現実をも侵食できるのか?)
次はおむすびだ。
(作れるな。食べれる。だが、腹は満たされない。)
(たかが幻想。されど幻想って感じか。)
練習を再開した。
―――一時間後―――
(全然変わらん。)
―――三時間後―――
(ん……変わってるのか?)
―――五時間後―――
(スムーズになったな。)
―――八時間後―――
(三分保てるようになった。この能力は成長する。)
(流石に疲れたな。腹減った。)
(てか、ギフトは魔力を使わないんだな。)
(明日は魔法の練習してから、ギフトの練習しよう。そのほうが効率が良さそうだな。)
ご飯を食べてお風呂に入った後、
ギフトの練習をした。
少しじゃ上手くはならないが、積み重ねが大事だ。
そして魔力を全部使いきった。
今日は一日が早かったような気がした。
少しずつだけど上手くなった。
いろいろ考えていたら、眠れなくなってしまった。
(ギフトの練習しよ。)
だが、すぐ眠ってしまった。
アドレナリンが分泌されていたのだろう。
次の日、起きたのは午後3時だった。
ギフトの練習。
読者の皆様はあんなに長い時間、何かに没頭したことがありますか?
私は人生において頑張ることをしませんでした。
これを読んだ方が、何かに一生懸命になれる人になってもらいたいと思います。




