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白と黒は灰色で  作者: 鈴木きゆな
2/5

俺の説明はいります。

俺は静岡県で生まれた。


それはそれはいい泣き声で生まれ、健康の中の健康胎児だった。


幼稚園に入って身内以外の人間を知った俺は怖くなって即人見知りに突入。


そして小学校に入学し3年間引きこもりor保健室通いをした俺はもう絵に描いたような引っ込み思案に出来上がっていた。


そんな俺もなんだかんだ頑張って小学5年生になる。

そこで俺の運命を大きく変えたものに出会う。


バスケットボールだ。


【あ、ちなみにここすごく重要だから3回くらい読み返してね?】


【え?真剣になりつつあったのに急に出てくるなって?それは失礼。では戻りましょう。】


バスケはすごい、動けば動くほど楽しくていつのまにか友達もでき、俺はめちゃくちゃ明るい子に育った。


のも、つかの間。

またもや訪れる人間怖い症。


中学に上がった俺は、生まれて初めてイジメというものに直面した。


だが、成長した俺はイジメに負けることなく高校入学。


高校では念願のバスケ部に入部。

イジメも経験して、引きこもりも経験した俺は他の奴らよりステータスが上がってる気がしてならなかった。


だが、人生そんな甘くなく、部活内イジメにあう。


いや、お前どんだけイジメられんだよって思うでしょ?

俺が1番思ったわ。


そしてこの俺 小枝こえだ 悠太ゆうたはとうとうイジメに負けてしまう。


そう、ずっと大好きで、俺の人生をここまで大きく変えてくれたバスケを辞めたんだ。


そこからはずっと、どん底人生のスタート。


やりたい事も将来の夢もなかった俺は淡々と就職して、のうのうと生きていた。


そしていつの間にか自殺志願者になっていた。

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