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Free Infiniti Exceed  作者: 裏虞露
四章 半端者達と異端者達の狂騒
75/77

75 【厄災覇王】VS 所長

遅れてました

ワームの中に私は入らない方が良いらしいから私は適当ワームの口がある場所の奥へ先 進んでみる

何かコードぽい物がワームからこっちに伸びてたから、多分何かある

残り魔力が少ないからじっとしてるのが正解なんだろうけど、じっとして何もしないんじゃつまらないし

まぁ魔力がなさ過ぎて[白銀]すら呼べないけど流石にもう危険はないと思う大丈夫でしょ、トラップとかなんかがあったとしても多分依頼主さんが沢山呼んだので殆ど無くなってるだろうし、最悪核さえ無事なら死にはしないと思うし


バァン!!


進んでいると突如進行方向で何かが一瞬光り、間をおかずに発砲音が聞こえて来る

身体を捻り銃弾を回避する……


バァン!!バァン!!バァン!!


「ちっ」


再度の発砲音が響きわたり、私は身を守る為にインベントリから:古代の大盾:を取り出しその陰に隠れる


ギン!ギン!ギン!


炉を連続使用し続けているせいか、『混合炉』から供給される魔力量が少なくこの状況に有効的な魔術を使えるようになるために必要魔力量を獲得する為にはまだまだ時間がかかりそう

いや、待てよ…外に置いて来た本体を召喚すれば、あれにはそれなりに兵器を積んでたし、魔力も結構溜まってるはず、それとも下がって[キリ]に助けを求める方が安全……いやここは私一人でやるべき


インベントリから、スナイパーライフルと:精霊銀弾:を取り出し、弾が飛んで来た方に構えるが、撃ってきたと思われる存在は見当たらない、取り敢えず弾道から撃ってきた敵がいる位置を予測し発砲してみるけどやっぱり当たらない


バァン!!パァン!!


響く発砲音、私は直ぐにまた体を盾に隠す


ギン!ギュイン!!


「え?」


が、突如私が倒れた


これは…ヤバイ!体動がほぼ動かない、さっき一発だけ音違うのがあったからそれに何か細工がしてあ


少しずつ動けるようになって来てるけどこれ間に合う?……


バァン!


あっ


バキン!


あーあ、倒れた時盾の裏から出ちゃってな手が壊されちゃった再生は…出来ないのか…思ったよりピンチだ

ていうかレベル百の拘束はレジスト出来た事を考えると私に攻撃して来ている敵はそれ以上のレベルがあるのか?それとも何か他に理由が……!さっき確認した時より魔力が減ってる!これ物理的に体を動かす為のエネルギーを抜かれたから動けなくなってるのか!


成る程つまりこれ私抵抗出来なくない?何も出来ない、何されても……ヤダヤダヤダ


な、何か、何かない?この状況を打開する方法が………



…キャラクターチェンジ?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


チェンジ先を選択してください


選択中[マキナ]←

[壊れた夢]

[白銀]

[フェニ]

[黒銀]

[ノア]

[無明]

[るし]

[朧]


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


これは……いける?[白銀][フェニ][黒銀][無明][朧]とあと[壊れた夢]も多分私と同じで魔力で動いてるからこの状況じゃ変えても意味がない、となると[ノア]か[るし]にキャラを変えるべきだけど……この場合は多分[るし]の方がいい、吸血鬼の再生能力は魅力的だけど[ノア]の攻撃手段は大体魔力に頼った物だったはずだから盾とガンランスを装備してる[るし]の方が戦えるはず


「キャラ、クター、チェンジ、[るし]」


そう宣言すると体がパリゴンのようになってからバラバラになり再び集まると私の身体は[るし]変わり視界も目視によるものに変化した


体は…動く


武器は[るし]に渡した、一度[黒銀]と[白銀]に融合していた[壊た夢]がドロップした盾とガンランス


魔力が霧散させられている以上、こちらから有効な遠距離攻撃を放つことは出来ない、なら守りに徹するべき?、いや、もし相手が弾切れを起こしてもわざわざ近ずいてくるとは思えない


素早く近づいて槍の射程で戦うべき


『飛翔』で勢いよく飛び出し低空飛行で弾が発射された方へ飛ぶ


バァン!


やっぱり迎撃しようとしてきたか、今まで攻撃してた奴と別の奴が急に出て来たら少しぐらいびっくりしてくれても良いのに、まぁ召喚魔術とか有るし致し方無し


ガッキン!


弾を盾で防ぎつつ発砲予測している場所に向かうが…


「やっぱり引き撃ちするか」


敵がいると思われる方に近づいても近づいても距離が縮まらないし、そもそも発射地点が下がっていっている、こっちの攻撃は届かないけど、敵の攻撃は防げるけどこっちに届く

さて、どうやって追いつく?結構広いしこんな場所にいる敵が壁に追い込まれる様な間抜けとは思えない、こっちの遠距離攻撃手段は魔術とガンランス後はスキルぐらい、ちゃんと装備だけじゃなくて道具とかの持ち物を渡しておくべきだった


スキル『比翼術』の『射羽』を使用して遠距離攻撃を仕掛けてみるけどやっぱり当たった様子はない


ガッキン!ガッキン!


ちょっと無理をしないとダメかな?

いや…敵の逃げる速度が落ちてる、もしかして生き物?銃を使って来てるっぽいからここに来る途中出会った守護者と同じ感じの奴かと思ったけど違うみたいだ、これなら無理をする必要はなさそう



「ッッ!」


ん〜惜しい今のは当たりそうだった、まぁもう敵は体力の限界っぽいしそろそろぶちかます、敵の単調な攻撃も飽きたし


「『ランスチャージ』」


『大槍術』の技で敵に槍を突き刺すそうと急加速し敵が攻撃をギリギリで避けた直後にトリガーを弾き発砲弾の発射音と同時に敵の胴体に風穴が空きそれと同時に白い煙の様な物が物凄い勢いで大量に噴出した


「なっ!?」


煙が!流石に胴体に風穴を開けたら生き物は生きて居られないはずだから敵の身体に閉まってあった何かが溢れ出したのか?


「ん?身体が……!!」


[るし]の身体って生き物だからこの煙が有害な物だったら結構やばいかも、ていうか結構煙吸っちゃってるし身体に違和感があるからどう考えてもやばい!!


翼を使用して大量の煙が立ち込める場所から離脱する


んー煙から抜けても違和感はなくならないか…この違和感なんか嫌な予感がするからさっさと身体をいつものに戻そう


「キャラクターチェンジ」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


状態異常中はキャラクターを変更できません


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

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