15 イベント 撤退戦
「……あの人と戦っているのって多分プレイヤーだよね?」
「多分な、どうする助けるか?」
「……ほっといても問題無さそうだけど…」
「ていうか、あの人たちがお前が探してるの持ってそうだけど」
「……たしかに教会から出でてきた感じの立ち位置だね」
そうこう話しているうちに戦闘が終わったみたいだ勝者は人外組の方。
「……撤退する?」
「そうだな、ていうかイベントっていつ終わるんだ?」
「わかんないけど取り敢えずやること終わったから南門の方に戻ろう」
《時間経過により終了しましたこれによりこのイベントを終了します報酬はメールで送られます》
「終わったみたいだな」
「……そうだね」
「じゃあ外に出「ドオオオオオォォォォォォォオン」え?」
「おいおい、なんか教会から出で来たぞ」
教会の扉を破壊しながら出で来たのは身長2メートルほどの大きさにガッチリとした鎧を身に纏った大きなゴーレムだった。
明らかにやばそう今まで見て来たのとは格が違うと一目でわかるレベルで違う壊れた夢よりも絶対に強い今はまともにやっても勝てそうにない。
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種族 守護ゴーレムLv50(神之機械Lv80)
職業 守護者Lv50 (神兵Lv80)
能力
(龍殺し)
(神殺し)
(巨人殺し)
(虫殺し)
武術(神闘術)
剣術(神剣術)
物理耐性(物理無効)
魔法耐性(魔力吸収)
盾術(神盾術)
自己再生(瞬間再生)
悪意感知(感知)
(偽装)
(隠匿)
(神の因子)
(神力炉)
ユニークスキル
【守護神】
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これが真理之究明で見た結果だ(カッコ内は偽造や隠匿を使用して見れなくなって居たスキル)やはりおかしいどう考えても最初の街にいて良いレベルではない気がするが最早しのごの行っても仕方がないしかしどうするか恐らく戦っても勝てないいや恐らく負けるだろう。
だけどこんな所で死ぬわけにはいかない幸い教会の前に居た二人を警戒してその場から動かないがあれが動き出したらもう止めることは今のレベルではできないだろう。
「……逃げるよ」
「ああ、流石にあれは勝てそうにないからな」
というわけで教会の前に居た人外プレイヤー達と思われる人を見捨て撤退しようとしたら、剣撃が飛んで来た」
【サイカドウカクニンシンニュウシタマモノヲケンチハイジョコウドウ二ウツリマス】
そういう敵が言うとほぼ同時に視界が無くなったどうやら首をはねられたらしい機械だから生きてはいるがどう考えても大ダメージだ、急いで翼を生やして剣の届かない空へと逃げる空へと逃げる急いで顔を作り周りを見ると斬撃がこちらに向かって飛んで来て居たなんとか回避して逃げようとすると何か壁のような物に阻まれて外に出ることは出来そうにない。
『キリまだ生きてる?』
『なんとかな、てゆうかお前首跳ねられてだけど生きてたのか?』
『生きてる、それとこれどのスキルの効果かわからないけど透明な壁ができてて逃げられないっぽい』
『じゃあどうすんだよどう考えてもあれには勝てないぞ』
『一矢報いる?』
『どうやって?』
『さあ?』
『おい』
『いやだってねぇ物理無効と魔力吸収持ちだよ今の手持ちじゃどうしようもないよキリは効きそうなの持ってないの?』
『いや効きそうなの言ったって龍之息吹ぐらいだけどもう今日は使えないしどうしようもないぞ』
『うん〜〜あ、聞くかもしれない方法を思いついた』
『マジで』
『うん、生き埋めにしよう』
『うわ〜、えっぐ』
『けどこれぐらいしかなくない?』
『まあ俺はそれ以外思いつかないしそれでいいんじゃね?』
『じゃあやる』
『頑張れ〜』
『手伝ってね?』
『はい!』
というわけであのゴーレムを埋めることにした現状ダメージを与えられそうな攻撃もないしそれしかないと思うんだけど多分落とし穴とかは聞かないと思うんだよね〜、そんなにすぐ掘れるスキルもないしこれはそこに居た人外プレイヤー達に話を聞くしつようがあるかな?まあまだ生きてんのか分かんないけど、探すだけ探すか、
『キリ時間稼ぎよろ』
『無理無理、あいつ龍殺しを持ってんだぞ竜の俺なんて瞬殺されちまうよ』
『え〜それじゃあさっきの人たちが探せないじゃん』
『別に探さなくてもパーティー申請して受けられたらパーティーチャットでこんな感じに会話出来るようになるじゃん』
『なるほど確かにその通りだ』
『てゆうかなんで探すんだ』
『すぐ穴が開けられそうなスキルがなかったから』
『錬成で開けられないのか?』
『開けられるけど多分バレて避けられるだからさっきの人たちがなんか都合のいいスキル持ってないか確認したかった』
『なるほどな』
取り敢えずキリにいわれた通りパーティー申請をしておこう。
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魂の回収者の夜廻と無精霊の零がアンノーンのパーティーに参加しました。
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『はじめまして』
『はじめまして』
『はじめまして』
『はじめまして』
『夜廻さんと零さんはあの教会の前にいた人外の二人で間違い無いですか?』
『ああ、あっているぞ』
『ええ、あってますよ』
『じゃあ今あれの作った結界?みたいなのを解除する為にあれを倒す方法なんか思いつきませんか?』
『私は特にないわ、ああゆう無機物系とは相性が悪くてね〜』
『我も残念ながら無いな今は物量に物をいわせてその場から動けないようにしているがどうしようもなさそうだ』
『その場から動けなくできていならなんとかなるかもしれません今行くので頑張って維持しててください』
『そうか分かった現状を維持しているから早く来てくれ』
よしなんとか解決の目処が立った急いで彼らのところに行かなくては、
着いてみるとそこには大量のアンデットが蔓延っており一ヶ所だけ山のように積み重なっていた
「ん?君がさっきパーティー申請をして来たマキナさんかね?」
「……そう」
「そうかではあそこのアンデットの山の下にいるはずだ頑張ってなんとかしてみてくれ」
「……わかった」
私はそう言って近づき。
「『瞬間錬成』」
そう言って一瞬のディレイのあと大穴が出現しアンデットの山が大地へと沈んで行き完全に沈んだのを見届けて元に戻して埋めた。
「おお、これはなかなかに派手なことをしたようだね」
「……多分これで大丈夫だと思う」
「おいまだ終わってねーぞ、結界が無くなって南門の方にいた奴らのほとんどがこっちに向かって来てるぞ流石にこの消耗具合で戦ったらやべーぞ」
「……私が壁を破壊するからそこから逃げよう」
そういって私はレールガンでを破壊してみんなで逃げ出した。