エピローグ
主人公視点ではありません。
正人たちが転移して行った後の隔絶空間、
今、そこには『神』とその従者しか居ない、
すでに融合は終っており、
彼らの居た世界はオリジナルと一つになっていた。
「ようやく、おわりましたね。」
『そうじゃな、残ることになった者たちも無事に融合できたしの。』
いくつかの、ほころびは出来ているが、
派遣されている神の従者たちがなんとかするはずである。
『そろそろ、元にもどすかの』
というと、神の体が光りだし、その後には白い服を着た人物がいた。
見た目の印象は強くあるのだが、
それを他人に伝えるのには苦労しそうな目立たなさも持ち合わせている、
不思議な存在感を持っている。
『やれやれ、この国の元々の神の姿で居るのも大変つかれるね。』
「そこまで、サービスしなくても良かったのでは?」
そばに居る筆頭従者が半ば呆れたような顔をして言う。
『まあまあ、そこは雰囲気作りということで、』
「それは、そうかもしれませんが、今回はかなり念入りに仕上げましたよね。」
仕上げたというのは、正人たちの訓練に「奥の院」まで使わせて、
しかも三年も修行に時間をかけたことだ。
その師匠役にも念を入れ、わざわざ{アカシック}より過去の剣豪や武闘家などを
呼び出して当てていたのである。
『あちらはかなり大変だからね、あれくらいはしてやらないとね。』
厳しいことをロリ女神には言っていたが、実はやさしいのである。
「上級神会議のことだって、手玉に取ったのはどちらでしょうか?」
『根回し上手と言ってよ』
実は上級神たちの会議で有無を言わせず複製した世界の処理を一任させて
しまったのは目の前の神でヨウコも知らないことだが、
実は上級神の筆頭で議長でもあったりするのだ。
ちなみに従者たちはヨウコよりもより高位の神であったりする。
目の前の筆頭従者はそれこそ上級神クラスであったりするのは
正人たちにとってはおそらく永遠に知らないことで終るであろう。
『さて、もう賽は投げたわけだし、彼らの活躍に期待して見守るとしようか。』
そういって隔絶空間を閉じて、別の世界へ赴く主従。
彼らの解決すべき案件の待っている世界へ。
次回投稿についてですが、活動報告に書いてありますように
見直しが必要であることから少し時間がかかるかも知れません。
1章での閑話等の投稿は出来次第随時していくつもりです。
誤字・脱字などありましたらお知らせください。
次回投稿は5月26日18時予定です
感想・意見等ありましたらお願いします。




