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20話 神様のお願い事

主人公の過去が明らかに・・・

 神様のお願い事は異世界「ウエルネスト」へロリ女神と共に赴いて、

世界の崩壊を救うことであった。

なぜ、そのような面倒なことを行うのかと言う質問に対して、


『我々神が外から力で修復しようとしても、別のところで歪ができて逆に崩壊してしまうのだ。

だから、ある程度の力を持つものに、修復に必要な力を乗せて送り出すのだ。』


『良く勇者召還とかがそれにあたる。』


そこから又神様の愚痴というか怒りの叫びというかが続くのだが、

要は、ラノベやマンガなどで、変に知ったかが多くなり、

送還するために呼び出すとやたらとスキルをねだるものや、

本筋と離れてハーレム作りにのみ執念を燃やす奴やらいて困るらしい。


『まあ、ここにいれば時間はあるから考えるのだぞ。』


神様はそういって応接セットを出してみんなをもてなす。

みんなでこの後のことを話し合うのだそうだ。




そして、俺はなぜかロリ女神と共に神様と別の部屋に招かれている。

ここは、外と隔絶した空間のさらに「奥の院」にあたる部屋らしい。


『ふふん、ここは流石のマンガにも載っておるまい、』


と神様はしてやったりだった。

マンガと張り合ってどうする・・・

いかに神とはいえ突っ込みたい。


で、呼ばれたのは何ででしょうか?


『うむ、実はお前さんも気づいている魔力量のことじゃが、

それについて謝罪せねばならぬと思っての。』


隣のヨウコは神様の方を見て『神様?』と質問したそうにしている。


『ヨウコは気がついておらなんだのか?隠蔽するために神の力を制限するからじゃ、

{アカシック}を見ればすぐわかったであろう!』


『!』


驚愕したヨウコは俺の方を見ながら何か魔法を使っているようだ、

そして、急にうなだれると、俺のほうをチラと見て、


『すまん、私のせいだ、すまん・・・』


ぼろぼろと涙を流して謝罪するのであった。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「じゃあ、あの事故は、世界改変チートが原因だったのか!」


さすがに、俺も平静では居られなかった、頭を抱えうめくような声しかでない。


『2年前に起こった事故でお前さんの家族の乗った車は高速道路で分離帯を乗り越えてきた

トラックにぶつかって大破し、家族は死亡、車から投げ出されたお前さんだけが、

奇跡的に助かったとあるが、そもそものトラックの事故が改変時の、

魔力の暴走に巻き込まれたものだからな。』


そんな・・・ばかな。


『そして、お前さんが助かったのも投げ出された先がちょうど暴走した魔力が

噴出しているところだったからだ、

そしてその段階で、お前さんの魂とほぼ無限に湧き出る魔力の泉が融合したのじゃ。』


『じゃが、その体のほうはもともと魔法が使えないために、

初級の魔法を使うのがやっとだったようじゃな。』


そうだったのか・・・


「ひとつ、聞きたい、向こうの世界の俺は一人ぼっちじゃないのか?」


『うむ、家族と幸せに暮らしとるのう』


「そうか・・・」


『正人・・・』


ヨウコがためらいがちに呼びかける、

あれ?俺泣いてるんだ・・・


落ち着くまでにしばらく時間がかかった。




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


奥の院から出てきたら時間が10分も過ぎてなかった、流石だ。

気持ちが落ち着いたので、普段の通りの対応が出来る。

亜由美やはつゆきたちがやって来る、はつゆきは飛び込むようにして抱きついてきた。


「正人、大丈夫?」


「ああ、もう大丈夫だ、心配ないよ。」


はつゆきは気遣わしげな目で見ている、どうやら隔絶空間である「奥の院」には、

本来どのような干渉も出来ないはずなのに、一方通行ながらこちら側の

思念が伝わってしまったらしい。

泣いてることを知られたか、恥ずかしいな。


(はつゆきちゃん、突然泣き出すからどうしたのかと思ったらあなたの気持ちが伝わってきたって。)


そばに来た亜由美が小声で教えてくれた。


(正人のこと知らなかったって、私もだけど皆心配したんだよ、

一人で抱え込まないで、私たちに教えて、皆で支えるから。)


なんか、又泣きそうになる、何で皆そんなに優しくしてくれるんだろう。


「ま、正人さん、私も支えます、頼りないかも知れないけど。」


美奈が少し詰まりながらしゃべる。


「私もいるからねー」


美月さんは相変わらずだ。


みんな、ありがとう・・・・・・



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


そして、皆で話し合った結果、魔法少女たちは半分は元の世界に残ることになった。


やはり家族や離れたくない人が居る人たちだ、

神様は、『時間はかかるがケアはちゃんとするからの』

とのことだ、魔法を使えなくして融合できればして、出来なければ

別の存在として存続させるようだ。

任せておけば安心だろう。


副会長の木ノ花さんと若林さんは行くそうだ、


「乗りかかった船だしな、最後まで見届けるぜ。」


「会長を見捨てるわけにはいきませんね。」


と言うことだ、

ロリ女神は、「私は今猛烈に感動している!」といっていたが、

知ってる人が居たら呆れるからそのネタは止めろと言って置いた。


当然きりしまも「主が行くのに私が行かないことはありませんわ。」

とのことでした。


はつゆきたち式神全員もついていくそうだ、

異世界で彼女たちが存在できるのか神様に聞いたが、


「無問題」とのことでした。


亜由美も美奈も美月も行くそうだ、

俺一人にはしないとのことだ。


皆の身の振り方が決まったところで、

神様が言う、


『転移まで、すこし時間があるからの、それまでに準備しておくがいい。』


向こうに行っても困らないように準備しなくてはならない、


俺たちは又忙しくなるのであった。

そういや、ひゅうがと一緒に召還した娘たち考えてなかった・・・(^^;


リクエストありましたらどうぞ。  できれば召還できそうなのをお願い。




誤字・脱字などありましたらお知らせください。


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