プレッシャーのかかるテスト
「ねぇ海斗、ここのテストと普通の高校のテストって違うところとかあるの? 問題の量とか、難しさとか」
テストまであと1週間とせまり、私は今テスト勉強をしている。
転校してきてすぐにテストなんて最悪。
「そこまで変わらないだろう。変わるとしたら、プレッシャーじゃないか?」
「プレッシャー?」
そんなにプレッシャーがかかるの?
「この学園には、有名な会社やグルーブのご令嬢が通っている。当然、テストの成績も家のことと比べる者が多い」
私も、星名家の人間として見られるんだ。星名家の名に恥じぬようにしないと。
「でも、難しさとかは変わらないんだよね?」
「あぁ」
なら、なんとかいけるかな。それに運のいいことに今回のテスト範囲、前の学校でやったところばかりだし。
私の前の学校は結構レベルが高くて、行きたい高校もなかった私はレベルの高い高校へと入学した。その高校はレベルが高いこともあって、授業のスピードも速くて、テスト範囲も広かった。だから、あそこのテストは嫌いだった。でも、今はあの高校に感謝してる。
「そういえば、華恋前の学校で、結構成績が良かったらしいな」
「なんでそんなこと知ってるの?」
誰にも言ってないと思うんだけど。
「先生から聞いた」
あっ! それで知ってたのか。まあ、確かにテストの成績はいいほうだった。
「頑張れ。俺の主なんだから、それなりの成績でなければな」
プレッシャーかけないでよ。まあいい成績じゃないとおばあ様も満足なさらないだろうし、自分の精一杯の力を出し切ろう。




