エピローグ
星徳学園。最初は嫌々来た学園だった。お嬢様学校で、平凡な暮らしを送ってきた私にとっては合いそうにない学校だった。でも今は、この学園に来てよかったと思ってる。私に合わないのは相変わらずだけど、今ではこの学園が大好きです。だってここは、私にいろいろなことを教えてくれた、いろいろな人と出会わせてくれた場所だから。
瑠香と6年ぶりに再開できて、人を好きになることを知って、理事長からお母さんとお父さんからのメッセージを受け取って、大切な人とはどういう人のことを言うのかを知ることができて、あの事故の真実を知ることができて、おばあちゃんの本当の思いを知って……。
瑠香、6年前の約束を守ってくれてありがとう。私の親友になってくれて、私を助けてくれてありがとう。瑠香はいつも私のこと気遣ってくれてて、すごく優しくて、これからもずっと親友でいようね。将来、私は星名グループの総帥として、瑠香は本条グループの総帥としてっていう、立場は違うかもしれないけど、私はいつでも瑠香の味方だから。
翔、私を好きだと言ってくれてありがとう。私がお嬢様に絡まれてるとき、海斗と契約を解除したとき、助けてくれてありがとう。翔は昔と全然変わってなかった。優しくて、タイミング良く、まるでヒーローみたいに困ってる人を助けて。私、翔のそういうところ好きだよ。でも、それは恋とは違うんだ。たぶん、友達としての好きだと思う。本当にありがとう。すごく助かりました。翔がいたから、私は今ここにいられるんだと思うんだ。
藤堂さん、私、正直言って藤堂さんのこと苦手です。私が勝とうが負けようが海斗はあなたのもとに行くということ前提で持ちかけてきた勝負。たぶんあなたには、私が勝つことがわかっていたんでしょうね。そのほうが面白いから。でも、あなたには感謝しています。あなたのおかげで、大切な人とはどういう存在なのかを理解することができたから。ありがとう。
海斗、最初はあなたのこと苦手だった。警戒してたって言うほうが正しいかもしれない。でも今では、この世界で一番あなたのことが好き。恋ってすごいね。恋すると、今までの気持が嘘のようにその人に夢中になっちゃうんだもん。いつも支えてくれてありがとう。あなたは私の最高の執事です。これからも、私の傍にいてください。大好きです。
お母さん、お父さん、二人は天国でも幸せにやっていますか? 私は今、すごく幸せです。親友と呼べる友達がいて、好きな人がいて、大切な家族がいて、これは、二人からの贈り物? それとも、神様からの贈り物かな? 私、二人のこと大好き。私のお母さんとお父さんになってくれて、本当にありがとう。私、本当に幸せ者だね。
おばあちゃん、私、おばあちゃんのこと全然わかってなかった。私、おばあちゃんのこと苦手だった。でも、あの事故の真実を知ったとき、おばあちゃんの苦しみが、少しはわかったような気がするんだ。おばあちゃん、一人でずっと耐えてたんだよね。苦しんでたんだよね。ごめんね、気づいてあげられなくて。だから、今度からは私にも甘えてね。たった一人の家族なんだからさ。
神様、私、神様のこと誤解してた。私、神様のこと憎んでた。でも、今はすごく感謝してるよ。私が強くなれるように、試練を出してくれたんだよね。じゃあ、私は神様に、強くなるって約束したのかな? 私、神様のおかげで少しは強くなれたような気がするよ。それから、瑠香や海斗たちに会わせてくれて、ありがとう。
さて、My Lord、完結しました。まだ連載中になっていますが、この話の次に番外編が二つ、おまけとしてありますので、もしよろしければ読んでみてください。
卒業式と5年後の華恋と海斗の物語、この二つが書かれています。
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My Lordの続編(海斗視点、翔などの物語)を読みたいという方がいましたら、メッセージお願いします。多くの人がご希望してくだされば書く予定なので。
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長文、失礼いたしました。




