飾人
君がくれた
夏の薫り
私を彩らせてくれた
ほどかれていくような
そんな気持ち
きっと混ざり始めた
色とりどり
私の色がなにか知らないまま
変わる
くすぐったいし
たまに恥ずかしいし
解るようで解らない
焦がれだして跳ねる
熱いものの上にいるみたいな
私の鼓動
動にもならない
君の笑顔を見る時が一番
視線が真っ直ぐ合う
瞳と瞳で映る
私と君は光で満ち溢れている
君がくれた
夏の薫り
私を彩らせてくれた
これはどうやら簪を模している
なら綺麗に飾ってあげよう