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All For Love ~Serious love never ends?~  作者: 犬
第一冒険譚 ーInceptionー 《Suit ♡》
8/46

第7話 これはラブコメなのか?

今回は、前回よりも短いよ!


ラオンは、“お姫様抱っこ”をしたまま、走って城に向かった。

今、城に戻ったら絶対、(マリヤ)に怒られると分かっていたが…

そんなことより、ラオンは、この名前も知らぬ少女のことで、頭がいっぱいだった。

そんなこんなで、城門の前まで辿り着き、急いで城へ入った。

城の番人に怪訝そうな顔をされた気がするが…

ラオンは見てないことにして、王室に向かった。



「どうしよう!? 助けてくれない!?!?」

ラオンは急いで、王と女王に助けを求めた。

王と王女は、急すぎてかなり困惑していたが…

こういう時は、子供の力じゃ助けられないと理解していたラオンは、すぐに大人に頼った。

女王はラオンを怒ろうとしたが、血を流す少女を見て、“それどころじゃない“と確信し言った。


「分かったから… とりあえず落ち着きなさい。

 まずその子をベッドに寝かしなさい。

 私が回復魔法で回復させるから…

 ただ、目が覚めるまでそばにいてあげなさい。

 それがあなたへの罰よ。」


ラオンは、

[流石、冷静だなぁ… これが“頭脳のマリヤ”か…]

と、感心しつつ女王と一緒にゲストルームに向かった。


ゲストルームは3つあり、全て横並びになっている。

ラオンはその一室、1番左にある部屋に入り、少女をベッドに寝かせた。

そこで、女王が呪文を詠唱し、少女を回復させた。

「これで回復すると思うから、待ってて…」

女王は、そう言うと部屋を出ていった。


例によって、この部屋に残っていたラオンはというと…

少女を見つめながら、考えていた。



[っと、とりあえず…. 状況を整理しよう…

まず、魔王がこの世界に召喚されてて…

その魔王を倒すには、回廊巡りして冥府門(ネザーゲート)を通らないといけない。

それまで、魔王は… 魔術で、時間停止してるから、 

俺は、ゆっくりでもいいから、その間。

つまり、時間停止してる間に、回廊巡りをしなきゃいけない。

だから、城の地下に行って…

そこでいろいろしてたら、謎のボタンがあって…

それを押したら、レーザーが射出された。

そのレーザーのせいで、謎の宇宙船らしきものが墜落して…

それがこの国に墜落しそうになったから、王様が何とかしたと…

でも、半分は処理しきれずに、平原に落下。

そこで、平原に行って見てみたら、この少女がいた。


….短時間のはずなのに、情報量多すぎやしませんか? ]



ラオンは、今日、一日を振り返って…

情報量が多すぎたことに苦笑いした。

そして落ち着いたところで、改めて少女を見た。


[普通にこの子、可愛くない…?

銀髪碧眼で、髪は長め(ツインテール似合いそう…)で、

顔が、かなり美人。絶対モテそう…

…やばい、これやってること変態だわ…w]


そこで、ラオンは、寝ている少女の顔を覗き込むという、変態的な行動をしてることに気付き…

慌てて、ベッドから離れた。

が、バランスを崩して、ベッドに手をついてしまった。

その結果…

自分の片手が、少女の肩の上に…

通称“床ドン”状態になってしまった。

ラオンは、さらに慌てて、手を離そうとするが…

最悪のタイミングで、少女は目が覚めてしまった。

そして、少女とラオンは、“マジでキスする5秒前”くらいの距離になってしまい…

少女は、無意識のうちに、ラオンを両足で蹴飛ばした。






いやぁ、

ヒロインを清楚お嬢様キャラで書こうとしたら…

なんか、脳筋プリンセスになっている気が…

これじゃぁ、某娘のカワカミ○リンセスみたいになってるじゃあないですか…

まぁ、可愛いからいいんですけど…

次話投稿は 2/14日! Valentineです!

うぅ、頭が…



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