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第8話 芝山先輩と瀬田先輩

蒲生さん、高山さん、細川さんと私の4人は、昼食を屋上で取るようになった。今日は、どうすれば利休派を盛り上げることができるかという話題になっていた。


細川:「そういうことでしたら、わたくしの彼から新聞部の部長に頼んで、広報でも流してもらっては、どうかしら。」


私:「彼!」


蒲生:「大人!」


高山:「新聞部の部長にお願いできるのですか!」


細川さんは、私と蒲生さんを無視して、話を続けた。


細川:「わたくしの彼・芝山君は、新聞部の部長・瀬田先輩の親友です。彼に頼めれば、きっと力になってくれるはずですわ。」


高山:「細川さん、ぜひお願いします。さあ逸話の出番ですよ、利子さん。」


私:「えっと、彼ってどんな人ですか?」


高山:「利子さんに蒲生さん、芝山先輩と瀬田先輩の前で、色恋沙汰の話は禁止です。」


蒲生:「えっ、私も!」


細川:「そうですわね、今日の放課後、彼を連れてきますので、この場所でお会いましょう。」


利子:「は~い。高山さんも蒲生さんもOKだよね。」


高山:「利子さんの準備がよければ問題ないですよ。」


蒲生:「利子ちゃん、頑張って。」


その日の放課後、私は芝山先輩に三献茶の話をした。


私:「こうして利休は、おもてなしの心を感じることができたのでした。」


細川:「どう?芝山君、新聞部に売り込めそう?」


芝山:「そうだね。この内容なら大丈夫だね。利子さん、他の逸話はないかな?もしあれば毎月1回出す広報にシリーズを組むよう頼めるんだけど。」


私:「勉強すれば、たぶん大丈夫かな。」


高山:「私もフォローしますので、ご安心ください。」


芝山:「じゃあ、瀬田に聞いてみるよ。」


芝山先輩はスマホを出して、瀬田先輩に電話し事情を話すと、瀬田先輩が屋上に来ることになった。


瀬田:「初めまして、君が利子さんかい。」


私:「はい、初めまして。」


瀬田:「じゃあ、芝山に話した逸話を聞かせてくれるかい。」


私は一生懸命、三献茶の話を瀬田先輩に話した。


瀬田:「なるほど、面白いネタだね。ぜひ部に持ち帰って検討してみるよ。」


芝山:「頼むよ、瀬田。それから、利休派の事務所ってところも気になるな。」


瀬田:「俺は部が忙しくて行けないから、芝山が見てきてよ。」


芝山:「わかった。細川さん、一緒に行ってくれるかな。」


細川:「もちろんですわ。」


その後、蒲生さん、高山さん、細川さん、芝山先輩と私の5人で、利休派の事務所へ行くこととなった。


芝山先輩と瀬田先輩が仲間になった。


現在の芝山の特殊能力

 ・カッコよさピカ一

 ・白い歯が光る

現在の瀬田の特殊能力

 ・情報操作・上級

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