第二次朝鮮戦争における日本の自衛行動について
書いていて嫌になるのですが・・・
戦争難民についての対応と国内影響の最小化を目的に書いてみました。
・・・うーんやっぱり日本のエゴと言われそうですね。
もっともそれを言うなら戦争そのものエゴのぶつかり合いなので、自国のエゴで他国に迷惑をかけるな。と言いたいのですが。
迷惑をかける国と迷惑を受ける国が別である以上、ある程度は仕方ないのでしょうね。
第二次朝鮮戦争が起きた場合にどちらが勝っても発生するであろう難民問題から日本を防衛するために必要な措置について考えてみました。
結果から言えば、現行法内では無理とわかりましたので、かなりグレーな対応になります。
本措置については以下の2点の立法が前提になります。
①有事環境における民間施設に対する損害賠償についての法律
②有事発生の際の超法的措置に対する有事法務官の任命と法的権限の付与
これは有事発生の際に起きた犯罪行為についてどのように国が判断するかについて明確にするために必要な法律です。
例えば戦車が交戦状態で踏み荒らした畑を誰が賠償するのか、これを明確にする必要があります。
操縦者なのか、それとも部隊なのか、あるいは国か、その状況が平時か交戦時かでも判断は異なるでしょう。
これらを受け付ける窓口を決め現地で判断する有事法務官の地位を確定しないと、係争地域が無法地帯になります。
もちろん住民の反乱とその対応についても有事政務官が判断することになるので、係争地域における治安維持を前提とした場合以上の2つの法律は必須になります。
その2つの立法を前提の上で以下の法案を通過させます。
「朝鮮半島紛争における鬱陵島のPKF派遣法」
朝鮮戦争勃発とほぼ同時に鬱陵島に第2・3・4護衛隊群の全力をもって一気に奇襲、占拠して非武装地域を作成するのが目的です。
(竹島もついでに占拠してかまいません。占拠してもあまり意味はないですが、係争地域の非軍事化に伴う作戦になります。)
鬱陵島は人口1万人程度の島です。
ここを支配後に、東北や他地域から解隊直前の仮設住宅の移動を行います。
ようは難民が出る前に難民キャンプの設置を行おうという作戦です。
数十万単位の人間を受け入れるのに必要なライフラインは鬱陵島単独では賄いきれないので、韓国の海運の力を借ります。
韓国籍タンカー・貨物船・コンテナ船上に仮設住宅を設置して水と電気を供給するようにします。
ガスはプロパンボンベで対応すればいいでしょう。(東日本第震災もそうでしたし)
水資源は船では十分でないので鬱陵島からパイプラインで船に給水します。
足りなければ海水・真水化プラントを島に設置して対応します。
ここでなぜ日本国の海運でないかといえば韓国籍の船舶内での法律は韓国の法律が適用されます。
このため、韓国の警官をそのまま配置して治安維持に取り込むことができます。
鬱陵島そのものはPKFの関係上日本の法律が援用されると思いますが、言語の問題などから円滑に行うためには在日朝鮮人の方々の協力が必須と思われます。
具体的には通訳として避難民の10%程度を目安に、鬱陵島に移動してもらうことになると思います。
この辺りから有事補償法の必要性が急激に高まります。
かなり非人道的な措置ですが・・・日本への混乱を最低にするという目的から言えば仕方ないでしょう。
戦争そのものはおそらくは北朝鮮の負けでしょうが、末期には北朝鮮国籍の人たちは親族を人質に取られての日本での治安攪乱活動を強制される可能性があります。その可能性を考えると一時的に日本を離れた方がお互いに利益があると思います。
鬱陵島を選択したのは、単純に近くて水資源がある島だったからです。
対馬は防衛上騒動を起こせない島ですし、壱岐は遠すぎました。
それにPKFですのであくまでも侵略ではないということで強弁して、本紛争終了後には内閣総辞職で責任をとる形にすれば脱法部分の責任も取れると判断しました。
大量に難民が流れ込んでくる場合にまず言語が通じないというのは大きな障害になります。
それによる国内の不安定化は気分的なものも含めて極めて大きいです。
あくまでの日本の強さは、井の中の蛙の時に最高のレスポンスを示します。
国内に戦乱を持ち込まれるのは迷惑であり、有害であることから辿り付いたのが本エッセイです。
もちろん朝鮮半島の人にしてみれば失礼極まりないでしょうし、日本のエゴだといわれるのもわかりますが、戦時難民を快適な環境で過ごさせるということを考えると、この案を超える案は考え付きませんでした。
難民キャンプ維持するのにも金がかかり、それを支える日本の財政に悪影響は最小限でとどめなくてはいけないことからの発案です。
戦争難民が出ないというならばこのような苦労もないのですが、どっちが勝っても難民は必ず発生します。
願わくば混乱が最小限で済みますようにと祈らざるを得ません。