鎧
眠い
「差別?…そんなもの無い。…とは言いきれないねー…でも、貴族にも冒険者はいるんだよ、それに冒険者になると奴隷にならないし、奴隷からも、冒険者になれるんだーでも…」
なんだ?
「ライトさん、貴方のように召喚された生物のことを使い魔っていうんだけど、使い魔は冒険者に慣れない…あぁ、でも使い魔としての登録は出来るよー、そろそろ遅くなってきたし、特別にギルドに泊まれるようにしたよー
明日にでも答えをきかせてねー」
部屋に案内された、へぇーーー結構良さそうな部屋だな
「ねぇ、ライト…さん?いつまで鎧を着けているの?ギルドの部屋だし、はずしてもいいでしょ?」ヾ(゜д゜;)
そうだな、忘れてたよ
あれ、あれれ?おかしいなぁ
取れない!
えっ!なんで?取れないの?ちょっと冗談じゃないっ!まずくない?ご飯どうしよう!お腹すいて無いから良いけど、兜が取れないとか洒落にならん…
「あの、ライトさん、もしかして取れないの?手伝ってあげましょうか?」
後ろ向いてしゃがめば良いかな?とりあえずそうしよう。
お、鏡やん!
鏡に映った自分の姿は、あまりに普通だった…
何処にでもありそうな鎧…ただ、色が黒いだけ…
「あ、ごめんなさい、取れないわこれ。何故か留め具とか紐とか見つからないのだから取れないわ」
ホントに?(゜Д゜≡゜Д゜)?
まぁいっか!お腹すいたら誰かに壊してもらえば良いじゃん!俺ってば天才!
ん?冒険者になるかどうかの話?
俺はなった方良いと思うよ!冒険者ってかっこ良いと思うからな!