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森を抜けて

書いていた物が消えてしまい書き直し…嫌だねこんなこと

(どうする?真っ直ぐ進めば、どこかに出るはずだよな?)

自分の意見に自信が持てないからか心の中で自問自答。

「う~…」

歩いてから余り時間は立っていないが、アルらしい少女は寝ていた。色々有って疲れたのだろう。

(寝たか…最初は怖がってたのに。)

手が塞がってるが自分の出来ることの確認がしたかった。とりあえず手を使わなくても出来ることを探す。

(触る感じ?違うな、動かない。となると…奥に押す感じか?)

それは、馴染みのある機械音を放ちメニュー画面を目の前に映し出す。

(お?当たりみたいだな、パラメーターはっと、)


HP 560

MP 360

筋力 20+6

防御 20

知力 56

俊敏 20

運 10

ステータスポイント10

スキルポイント10


(メニューが有るし、ゲームか?まだ判断するには早いかもしれない、それより知力高いな。これのお陰で狂戦士でも、色々物を考えられるのかもしれない、ありがたく思うことにしよう。他には、アイテムストレージとミニマップが有るな。経験値のゲージ…こいつ動かせるぞ!メニューの外側に…よし!ミニマップはいけるか?

問題なしっと、ん?)

ミニマップになにか写る。それは結構近く、もうすぐにでも見えてきそうだった。

(これは、町?壁?マップだと町に見えるんだが、見た目が壁、寄ってみるか?)


歩き、ますます近付くと空気を切るようにして矢が飛んできた。しかし、その矢は近くに来ると遅くなる。

(反応速度+10ってやつか?まぁ、避けるけど。)


もっと早く動けると思っていたライトは海の中で動いているときのような、不快なほどの動きづらさに一瞬慌てる。

(危ねえ!)

「グルァ!」

(ギリギリ避けれた。こっちもゆっくりしか動けないみたいだ。アルには悪いけど置いてた方が避けやすいから、降ろすしかないな…

さて、どうしたものか…)


――――――――――――――――――――――

さっきと同じ音!何処だ?何処を狙う?


(おいおいおい、アルに向かって飛んでるじゃないか!)

さんざん考え矢を掴む。代わりに当たろうだなんて勇気は皆無だった。


あれから矢が飛んでくることは無くなった。

(矢はアイテムストレージに入れておこう)

メニュー画面に突っ込んだらしまうことができてしまう。


壁で覆われてても入り口が有る筈だ、だから壁に沿って歩けば必ず入り口にはあたる。アルを抱えて歩き始めた。

少し歩くと木が無くなり草原になった。

(なるほど、町の半分が草原、もう半分が森に入ってるってことか。)


「おーい!そこの黒いの!」


(誰だ?俺の知り合いに、黒いの扱いするやつは居ない。)


「さっきはすまなかった。俺はこの町で弓兵をやってるマルって言うんだ。ところでお前、どうせ金持ってないだろ?この町は入るのに少しばかり金がいる。そこで相談があるんだけどよ…」

見てくれて、ありがとうございます!

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