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道のり

そう言えば次の町?かな?は、何て町なんだろう…

こっちに来てから人の話とか全然聞いてないんだよなぁ、あぁ、別に呆けてる訳じゃないんだよ?ただね、色んな所が日本とは違ってて、見てると飽きないんだよ♪地獄みたいな毎日から解放されて、しかも憧れた異世界?に来れたんだ!色んな物にどうしても目移りしちゃうんだ!

綺麗な白い壁の家、ちらほら見える武器を持っている冒険者、ギルドに、武器屋、防具屋、レンガの道…

道を外れればモンスター、隣にはフェンリルと人のハーフ…

良いなぁ異世界、やっぱり異世界の魅力は魔法にスキル!

「このモンスターは…何て言うんだっけ!すみませんライト!ちょっとわからない!」

中途半端な敬語…何か不思議な感じ

まぁ、元が貴族とは言え、奴隷になってたんだ、躾みたいなのがあったんだろう

かわいそうに…

「ライトさん!このモンスターちょっと強いです…っ!」

狼のような耳と尻尾を持ち、肘や膝までふわふわした毛で覆われている俺のペット?は、本人いわく失敗作、か…

とりあえずどっからどう見てもゴブリンにしかみえないモンスターを叩き切る



「あの…アル様、ライトさん、これからコアを取らないのですか?」

ゴブリンを指差し話しかけてくる

知らないなぁ…

首を傾げる

「コア?そんなのあるの?モフ?」

「はい!少しですけど高く売れますよ!アル様」

「そう…じゃあお願いしますね」

「はい!」

ゴブリンに近付き腕を心臓の辺りに指し、抉る

するとピンポン玉程度の透明な綺麗な結晶を取り出した…

コアを渡しに来るとき手は汚れてはいなかった、あとあと聞いてみると、モフはシールドと言うスキルが使えるらしく、そのスキルを応用して取り出したと言っていた。

そのスキルほしいぜ!щ(゜▽゜щ)



それから日が落ちるまで歩いた、全部道具はアイテムストレージにしまってたので楽に進めた。

夜営の準備も終わり夕食も食べ終わった頃少し話をした…

「ライトぉ…貴方は前の世界に戻りたいと思います?」

「私も聞きたいです!」

もとの世界か、良い思いでと呼べるものはあまり無いかな…当時引きこもりになっていた自分は、妹にゴミと罵られ、親からは白い目で見られていた、友達はどんどん居なくなっていき、最近はネットにしか話し相手は居なかった

今に比べてしまうと全然戻りたいとは思わない


だから…


首をふった

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