戻ろうか
はぁ、疲れたんだけどさっきの話が本当なら誰か追っ手が来るよね、草の丈が高くてこちらからバレない、どこにいる?
ヒュ
矢か!ん?矢の先に何か丸い物が付いてる?これってもしかして、爆発するやつ?だとしたら…
矢の真ん中辺りを掴んで止める。
よし!掴めたー
それに向こうのいる場所が判ったし余裕で倒せそう。矢は相手が居るであろう場所に投げる。少し重かったような気がしたし、強めにな!
凄い爆発
すぐに二人を庇う、そのすぐ後に突風
「いやーーーー!」
「ん…」
やばかった…!
人か?結構近い所に居たな、こいつの持っていた爆弾?に火が付いたんだ!それに、500から700かな?めっちゃ投げれた!スゴッ、学校の体力テストでもこんなに投げれなかったよ?
100メートルオーバーかよ
あっ、二人は大丈夫かな?
「もう!ライト!無理しないで!怖かったよぅ…」
「はぁ、はぁ、」
助けた娘が死にかけてる!?
このままは、まずい…よね?
前の町に戻ろう!
「ライト!町に戻りましょう!」
考えはおなじだな!急ぐぞ!
荷物と、怪我人背負って走るのは辛いっ!
日暮れまで歩いてたんだ、ゆっくりでも走れば日が変わる前に戻れる!
いやー、助かったー!以外とこっちは月が明るいんだよね、これが。
ランプも出さなくてすんだよ!
どこ行けば良いんだろ?冒険者ギルド?
そこに行こう!
「冒険者ギルドね!判った!」
「すいません、この娘が怪我をしてるんです治療出来ますか?」