アクシデント
助けて。確かにそう聞こえた。
右側か?
草むらをかき分け声がしたであろう場所へ向かう
人であれば助けたい
モンスターなら?勝てるか?
多分もう少し、頑張って声を!後一回だけでいい、声を出してくれ!
(オォォォイッ!)
「オォォォアッ!」
「ライト!?どうしたんですかっ?、元の道に戻りましょうっ!」
「モン、スター?いや…たす、けて…」
そっちか!
ミツケタ!
?人か?人形なんだが、犬のような手足、ピンと立っている耳、顔は女の子?まぁ童顔ってやつかな?そんなもん。髪の毛は黒髪で毛先が白い…
「も、モンスター?…こっ、こっち来ないでぇ…」
良く見ると片足はトラバサミみたいなので挟まれている、また血かぁ
「ライト?何かあったの?」
見ると、すぐ後ろを向いて吐いてる吐いてる。
もうすぐ飯なのに吐くの有るのかよ?
とりあえず、罠を外さないと!
おもっきり腕に力を入れて開けようとする。
「ライト!多分見てる人がいるとおもうっ…オロロ…そう言うのが好きで…オエッやってる人がいるのよっ…こんなときは…」
外れた!足を抜いたらアルと、犬っ娘を抱え…
――――――――――ダッシュだ!!
道に戻れたみたいだな…
ふぅー疲れた
「さ、寒い、よぅ…」
(アルッ!)
「アヴッ!」
「ひ、ヒール」
傷は止まったよな?