表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/7

その1

■世界征服


魔王が悪夢にうなされて目を覚ました。

側近が驚いて駈け寄り、いったいどんな夢を見たのかと訊ねた。

「世界中が魔族の支配下になった夢だ」

「それは素晴らしい!!」

「バカ言え。そんなことになったら、どこからお姫様をさらってくればいいのだ」


■凶器


成り上がり勇者主催の会食。

がさつものの戦士は手づかみで食べていた。

たまりかねて勇者がたしなめる。

「戦士、ナイフを使え」

戦士はナイフを手にしてさっと立ち上がった。

「今度は誰を殺ればいいんだ?」


■誘拐


王様が誘拐された。

慌てふためいてる王宮に脅迫状が届いた。


「身代金を払え。

 払わないと王様を生かして帰すぞ」


■勇者ごっこ


ある一家の夕食時の話

父「ユーリ、今日はどんな遊びをしたんだい?」

子「勇者ごっこだよ」

父「ほう、例えばどんなことをやるんだい?」

子「まず適当な家に押し入って、家財道具を洗いざらい奪って、後は住んでる人たちを……」


■使い道


若者の一団が酒樽を積んだ馬車を強奪した。

騎士団が捕まえたが、積み荷はひとつも残ってなかった。

「酒はどこにやった」

「売っちまったよ」

「その金はどこだ」

「酒代にしちまった!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ