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美味しいご飯を食べよう  作者: 櫻木サヱ


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7/11

家庭料理対決

ある日の午後、晴斗の部屋に妹・美咲がやってきた。


「兄ちゃん、今日は家庭料理バトルを開催するよ!」


「え、バトルって……料理対決?」


「そう! 今日は私が勝つか、兄ちゃんが勝つかを決める日!」


晴斗は少し引き気味だったが、料理を始めるときの楽しさを思い出し、腹をくくった。


対決のルールは簡単。テーマは「和風定食」。時間は1時間で、ご飯・メイン・副菜を一品ずつ作ること。審査員はもちろん二人自身。


「よーし、スタート!」


美咲は手際よく野菜を切り、味噌汁の出汁を取り、鮭を焼く。一方の晴斗は、包丁さばきがまだぎこちなく、玉ねぎを切るたびに涙がポロポロ。


「兄ちゃん、包丁はもう少し落ち着かせて!」


「わ、わかった……でも、焦げないようにしなきゃ!」


晴斗はフライパンの火加減に必死になりながら、鮭を焼く。だが、ちょっと目を離した隙に、端っこが黒くなってしまった。


「うわ、焦げた……」


美咲は笑いながらも、味見をさせると、意外にも味は悪くない。


「おお……これ、意外と……イケるかも」


一方、晴斗の副菜、ほうれん草のおひたしも、味付けはシンプルだがなかなか美味しい。


「見た目は大事だけど、味は悪くないね」


時間ギリギリで二人は料理を完成させ、テーブルに並べる。彩りや盛り付けでは美咲が圧勝だが、味のバランスでは晴斗もなかなかの腕前。


「うーん、判定が難しい……」


結局、勝敗は引き分けとなった。二人はお互いの料理を食べながら笑い合い、勝ち負けよりも一緒に料理をする楽しさを再確認した。


その夜、晴斗は心の中で思った。「料理って、作るだけじゃなくて、人を笑顔にする力があるんだな」と。


こうして、家庭料理バトルは大成功。笑いあり、涙ありのドタバタが、また一つ、晴斗の料理生活に色を添えたのだった。


鮭の和風定食(2人分)

材料

•鮭切り身:2切れ

•塩:少々

•ほうれん草:1束

•だし汁:200ml

•味噌:大さじ1

•ご飯:2膳分


作り方

1.鮭に軽く塩を振り、フライパンで中火で焼く。焦げないように注意。

2.ほうれん草は茹でて水に取り、水気を絞る。

3.鍋にだし汁を温め、味噌を溶かして味噌汁を作る。

4.皿に焼いた鮭、ほうれん草のおひたし、ご飯を盛り付けて完成。


ポイント:ほうれん草は茹ですぎないこと。味噌汁は最後に味見をして塩加減を調整。

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