用語設定
事件
六鞘事件
泰暁12年10月末に発生した高砂島原住民による浜綴人襲撃事件。元は高圧な政府・警察による統治から出た不満を下地に、現地警官が原住民の手を杖で叩き払ったことで原住民の怒りを買った。12月中に発端となった六鞘には治安を回復し戦闘は収束した。
第二六鞘事件
泰暁13年4月に発生した六鞘事件で当該原住民を鎮圧するために参加した別の原住民に支給した銃火器の回収前に発生した。六鞘事件の当該原住民に対して別の原住民が襲撃を行った。主人公らが彼らを鎮圧することになる。
帝國陸軍設定
大浜綴陸軍師団
第一、第二、第三近衛師団
一般師団とは異なり、最精鋭かつ最古参の部隊(軍隊)として帝と皇居を警衛する「禁闕守護」(きんけつしゅご)の責を果たし、また儀仗部隊として「鳳輦供奉」(ほうれんぐぶ)の任にも当たる。
通常師団
160以上の師団からなる。師団の数は順当なナンバリングではなく、「空き番」が存在し、番号自体は300以上の数が付けられている。
第四八師団
高砂島の部隊。前編で登場。
第九五師団
蓮都の部隊。後編で登場。
専門部隊の師団
戦車師団
第一から第四まで存在する。名の通り機甲師団であり、戦車部隊を主力として諸兵科連合化された師団である。
高射師団
第一から第四まで存在する。高射砲を主力とした師団。帝國自体が高高度爆撃機を制式採用したことで他国も同様の機体を採用することが見込まれ編成された。
飛行師団
第一から第一五まで一般の飛行師団であり、第五一以降は陸軍飛行学校である。飛行技術の一分野を研究する部門はナンバリングされず土地名(学校名)の冠された飛行師団となっている。第一しか存在しないが空挺任務を主任務として行う挺進集団が存在する。
オートジャイロの運用・研究を行っていた特殊部隊を一部再編、ヘリコプターを専門として運用と研究を行う第一〇〇飛行師団を編成。この第一〇〇飛行師団はヘリコプターそのものの研究を行う一方、運用の研究も行う。また、遊撃師団としての側面も一応考えられていたが、本編ほど早くその運用がなされるとは編成した軍上層部自身その確度は低く見積もっていた。現地での土地を中心とした運用主体の第一〇一飛行師団から第一〇六飛行師団の名が予約されている。
陸軍運輸部
陸軍省の外局。陸軍の船舶および鉄道輸送を担当している。
第一船舶輸送司令部
船舶を用いている部署。神津丸などもこの部署に所属。
郊館飛行場
高砂島中部に位置する帝國陸軍の飛行場。高砂島に存在する陸軍飛行場の中でも最大規模のものである。滑走路3,659m。
楓里飛行場
第二六鞘事件で前線基地として使用された帝國陸軍管轄の飛行場。ほぼ臨時基地であるためジェット機に対応できず、レシプロ機と回転翼機のみ対応している。
新松試験飛行場
高南飛行場
南西の諸島(鋭殿諸島)
元ネタは尖閣諸島。
古河島→魚釣島。問題の起こった南西の諸島、最大の島。名前の元ネタは尖閣諸島に古くに住んでいた人が呼称していた古賀村から。
玖波島→久場島。次に大きい島。
明穂島→大正島/赤尾嶼。5番目に大きい島。
北児島→北小島。4番目に大きい島。
南児島→南小島。3番目に大きい島。
軍関係その他
階級は大将、中将、少将、大佐、中佐、少佐……が正式な呼び方だが、佐官以下は大佐を一佐、中佐を二佐、少佐を三佐、大尉を一尉……という非正規の呼び方、ある種の隠語が存在する。
駒喰隊
元ネタは鵠、ハクチョウ、オオハクチョウのこと。フィンランドの国鳥がオオハクチョウであることから。
若澄隊
元ネタは百舌鳥。スズメ目モズ科モズ属に分類される鳥類。鋭いくちばしで獲物を捕らえた後、枝やトゲのある植物に突き刺して固定し、食べやすいように切り分けたりあとで食べるために取っておく「早贄」をおこなう漂鳥(国内で移動を行う鳥)の一種から。墜ちたのは3番機。
継巳隊
元ネタはひたき科の小鳥で鶫。背は茶色、顔は黄白色。シベリアなどで繁殖し、秋、大群をなして日本に渡来する。若澄隊の3番機が墜ちた次の日の作戦で駒喰隊と行動を共にした部隊。
野躍隊
第一〇〇飛行師団の降下輸送部隊。元ネタは野生のヤクを指す「野ヤク」。ヤクとは偶蹄目ウシ科ウシ属に分類される偶蹄類。ヤクはチベット語では雄のヤクを意味する。貨物を背中に載せて運搬するために利用される使役動物で、高山地帯の険しい道でも苦にせず歩くことができることから、こうした地帯での乗用・駄載用に用いられている。
檜皮隊
在原臨時基地からパーラメント連邦軍を襲撃する際駒喰隊と共に行動した部隊。名前の元ネタはロシアの国鳥、五色鶸から。
野守吏隊
在原臨時基地からパーラメント連邦軍を襲撃する最終作戦の際駒喰隊と共に行動した部隊。名前の元ネタはタカ目タカ科ノスリ属の1種、鵟。
見海隊
強襲揚陸艦蓑亀所属の対潜哨戒ヘリ部隊。月桂三型を駆る。
蔓海隊
強襲揚陸艦蓑亀所属の汎用ヘリ部隊。月桂三型を駆る。若澄隊への海上の救助で駒喰隊、若澄隊とすれ違うが、直後一機が撃墜される。
帯網隊
強襲揚陸艦蓑亀所属の汎用ヘリ部隊。月桂三型を駆る。損害を被った蔓海隊の代わりに出動することになった。(元ネタは釣り用具のタモ網から)
瀬保海軍基地所属艦隊 旗艦は沼龍である。
大浜綴帝國空軍創設計画
帝國陸軍航空隊と帝国海軍の一部基地航空隊を空軍として独立させる計画。
帝國陸軍航空技術研究所
大浜綴帝國陸軍第一〇〇飛行師団に所属している人員が駐留している。帝國軍が熱気球を手に入れた頃から軍用気球研究所という名で存在し、その名を何度か変えつつ今に至る。元は海軍との共同の研究所だったが、運用形態の異なる海軍とはいつの間にかその袂を分かち、それぞれの研究所を持つに至った。どちらとも小規模であり、情報共有もなされなかったことを政府が問題視して陸海軍、軍政民問わず航空技術に関われる組織として浜綴航空技術研究所、HATIが設立された。が、それでもそれぞれの独自に研究し、総合的な航空技術分野から見たところHATIの研究資源が割り当てられない分野に関しては帝國陸軍航空技術研究所が研究している。ヘリコプターに関してもそうであり、輸送、連絡、救難、捜索、偵察の分野ともなるとHATIも研究しているのだが、対地支援攻撃やその他汎用的な利用の模索についてはこちらの方が深く研究している。
元ネタは旧軍の陸軍航空技術研究所。
本編補足
「……もうすぐ実戦だからこそ、そう呼んで欲しくもあります」
「あんまり……、“ふざけた”ことを言うなよ」
「失礼しました」
・この台詞中の“ふざけた”こととは、必ず生きて帰るという意思を見せている。
世界大戦の終結は5月7日とする。
大浜綴帝國沿海地方について
(ロシアの地図の沿海地方、ハバロフスク地方南部にあたる。トゥグロ=チュミカン以北がメラシア帝国。サハ共和国から東北がメラシア帝国で南部のアムール州にあたる地域から西はパーラメント連邦で大浜綴帝國と国境を有する という前の設定)本設定は錫辿山脈(シホテアリニ山脈)で煤羅射帝国と浜綴が分かたれている。
パーラメント連邦
在原臨時基地
後編、浜綴が出兵した際にパーラメント連邦内部に最初に設営した基地。沿海地方から山とメラシア帝国を超える必要がある為、そしてパーラメント連邦内で最も辺境である地域の一つであり浜綴に近いからと言う理由で設営された。陸空軍共同の基地。臨時で設営したため。すぐにはジェット機の運用が出来なかった。そのため陸軍の権限がやや強い。設営された理由の一つに出兵が終了し帰る、または撤退するときに早期に離脱するための現地管制を行う為というのもある。名前の由来はパーラメント連邦の近くの地域の名前から。
潤砂駐留地
後編、浜綴が出兵した際にパーラメント連邦内部に設営した基地の一つ。固定翼機の発着は想定されておらず、ヘリと陸軍部隊の主要地として構築された。
架太良茅多補給地点
後述の赤鵜田と潤砂駐留地の間に作った補給地点。戦線が上がれば使うことも想定されているが、最初からそれほど期待されて敷設されておらず、作戦機のヘリと補給用のヘリが着陸して補給と簡易な整備を行うだけの場所である。通信機とそのための発電機があるほか、一応寝て休むための掘っ立て小屋もあるが、「機体の中で寝てた方がマシ」との声も。
ユーリシア大陸最大の淡水湖にして世界最古の湖
クラースナヤ・ウダ
上記の湖の東側の街。略称は元の意味と音素を組み合わせた赤鵜田とされる。
連邦地上軍
パーラメント連邦の陸軍。
連邦空軍
パーラメント連邦の空軍。
国土防空軍
パーラメント連邦の空軍組織の一つ。略称は防空軍。連邦空軍とは別に独自の指揮系統、訓練組織、レーダー及び通信サイトを保有。防空兵器として地対空兵器と迎撃機(戦闘機)を保有し、そのほかにも支援機材としてオートジャイロ(後にヘリコプター)や輸送機、練習機などを保有する。防空軍の戦闘機は「迎撃戦闘機」と呼ばれ、空軍の同世代の戦闘機(所謂「前線戦闘機」)よりも高度な電子機材などを搭載する。
パーラメント連邦軍の全てに共通しているが、基本的に3機1中隊編成。但し、海軍については世界的な潮流から4機1中隊に変えるかどうかの議論がなされ、実験的に運用されはじめている。
Mn-2URP、Mn-2
元となったMn-1は独立を宣言した国家が製造権を得ており、中核技術も持って行かれている為その技術を秘匿しつつ開発していたため浜綴にも開発中としか知られておらず、すぐに戦力化できるような状態であるとは思われていなかった。
連邦海軍
パーラメント連邦の海軍。大規模な湖にも一部実験艦や亡命監視用の舟艇が装備されていたりする。
連邦国内軍
内務省が管轄する準軍事組織。災害対応、治安維持、重要施設の警備護衛などを行っている。




