嵐のギャンブル
道林直介・・・大手企業ミチバヤシカンパニーの社長の息子。
年齢(21歳)幼いときに母を亡くし父親に育てられた。勝負には自分のプライドのせいで避けることができないのが汚点。
道林竜三・・・大手企業ミチバヤシカンパニーの社長
最愛の妻を亡くし直介を一人で育ててきた。今は仕事で大忙しだが、体にはとてつもない負担がかかっているのもまた事実。
横山藍人・・・ギャンブル店『Rusty Nail』のディーラー。
数年前は裏社会のディーラーとして働いてたらしい。しかし、裏社会の帝王からクビと言われ、今では普通のディーラーとして働いている。
【人気ギャンブルディーラー第4位】
時代は2039年
世界では戦争は無くなり、平和な時代になっていた。だが、その平和の裏にはあまりにも残酷な景色だった。
「俺は1000万賭ける!これで当たれば1発逆転だ!」
外からは台風でビュービューと鳴っていて
窓はガタガタと揺れている。
ここは埼玉県のとある賭博場『Rusty Nail』外装はボロいが毎日のようにギャンブルが行われてる。
只今、1000万を賭け金にした男の名は『道林 直介』
大手企業の『ミチバヤシカンパニー』の社長の息子だ。金は社長である『道林 竜三』に月に3000万をもらい生活している。
「本当に1000万賭けるんだな?」と、この店のディーラーは聞いた。
「当たり前だ。ここで賭けて今までの負けを一気に取り戻すんだよ!」とギャンブルテーブルを叩き直介は怒鳴った。
「じゃあ、ここにサインしてくれ、さすがに1000万は多いからな、負けても何も言えないようさせてくれ」ディーラーの横山は契約書とペンを直介に渡した。
「俺はそんな事は言わねぇって」と言い横山から渡されたペンを握った。
「まぁ、一応な。」と言い横山は笑っている。
「しょうがねぇな、ここに書けばいいんだな?」と直介はペンで自分の名前を書いた。
「すまねぇな。で、どうする?どれで勝負するだ?」と横山はメニュー表を直介に見せた。
この店ではギャンブルは全部で8種類しかない。
1.ルーレット
2.ポーカー
3.ダウトカード
4.777カード
5.ロシアンマネー
6.KING of DORAGON
7.ダイスダウト
8.殺戮のカタロスト【ダウトポーカールーレット】
1000万を賭けるなら一気にルーレットが妥当だが、直介は違った。
「俺がやるギャンブルは、、、」
この作品は2週間に1回、話を更新します。
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