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神殺しの龍拳  作者: キト
2/2

2話

魔法使いが言った。


「君が禁罪人かい?」


もう一人の魔法使い禁罪人(禁忌を犯した者)が言った


「......君は普段後ろ向きで歩くのかな...?そろそろ歩いて欲しいんだけど....」


夜風が、2人の髪を撫でる。


木々が揺れてお互いの葉を掠めあう


森の呼吸がうるさい。


「....それは.....どういうつもりだい...?」


また強く風が吹く


冷たい空気が張り詰め、引き伸ばされるような気がした。


緊張でそれがさらに冷たく感じる。


禁罪人が振り向くと目を赤く光らせる


()が触れた。










「お前に死ねって言ってんだよ。」










そう発言すると禁罪人が強く足を踏み出し魔法陣が展開される。


魔法陣の呪文は禍々しく、呪文を見るだけで禁忌の魔法だということがわかる。


もう一人の魔法使いも急いで魔法を発動させる


眩い光を放ち


真っ暗な森がまるで昼のような光に包まれる


「うがぁ....!!!????」


魔法使いは悟った


自分は殺される。


いや


もう死んでいるのだと


12月24日23時44分13秒

STEAL(略奪魔法使い)。魔力侵食により身体を蝕まれ


死亡。


西暦1003~1038年


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


1044年7月21日:早朝


朝日が昇る頃、車に揺られてたくさんの子供たちが手と足に繋がれた鎖同士が当たり、ジャラジャラと音を立てる。


 子供たちは人種や出身地域などの理由で誘拐された子供たちだ。


 勢い良く扉が開いて奴隷商人が入ってくる。少し涼しい風を浴びる。


 子供たちの鎖を程々の力で引っ張り館の召使いのいる所へ歩かされる


鳥のさえずりと足音が重なる


足の裏で大地を踏みしめる。奴隷商人には、落ちた枯れ葉は見えていないようだ。


 館の召使いと奴隷商人との会話が終わり、召使いが子供たちを軽く見る。


 召使いが奴隷商人に話しかける。


「この子とこの子と...それとこの子をください。」


 奴隷商人が言う


「かしこまりました。契約どうりに。」


 選ばれなかった他の子供たちは再び車へと戻るために歩く


 りんなの前で手を後ろの縛られた状態で


ひざまづくこむぎからのハンドサインが見える


 ナイス


 ハンドサインが見えるとりんなは少し微笑む


 そうしているうちに召使いが子供たちに話しかける


「君たち、着いてきてくれ。館に案内しよう。」


 言われるがままに召使いに着いてゆく子供たち。


 前日には雨が降ったのだろうか、鳥のさえずりよりも日光に照らされて葉から落ちる雫の音の方が聞こえやすい


 しばらく歩くと館の裏口に来る。召使いに案内されて裏口から館に入る。豪華な装飾が施された通路を通り一室に案内されて子供たちが中に詰められる。


 りんなが誰かにハンドサインをしているのが見えた。


 そうすると召使いがある機械を取り出す。恐らく形的に首輪だろう。それを部屋に並べられた子供たちに召使いが付けていく。


「貴様らの動きはいつでも監視できる。そして、いつでも殺せる。」


 そう言うと召使いがりんなとこむぎの方に近づき言う


「君たちはこっちに着いてこい。」


召使いが部屋の扉を出ると川の流れのように先駆者に流れていく


廊下を少し進む。足の裏のついた土が少し気になる


 二人は隣の部屋に入れられる。


 入室してさほど時間がたっていないだろう。召使いはりんな達に向かって跪いていた。


「久しぶりでございます。《《お姉様》》」


 りんなが言う。


「久しぶり♡葵ちゃん♡」


 こむぎがあきれたような表情をする


まるで、いつの間にこんな子飼い慣らしていたの?とでも聞くのかもしれない。


「いつの間にこんな子飼い慣らしていたの?」


 りんなが葵につけている彼女の冷徹そうな、如何にも召使いというような雰囲気には全く合っていないピンクのハートのついたチョーカーのハートの部分を触りながら言う


「結構前からだよ...♡」


 葵がりんなについた機械の首輪と偽物の首輪を付け替える。


その動作は少し慣れていないようだった


りんなが言う


「こむぎちゃんのもね♡それと葵ちゃん♡ちやぁんとこむぎちゃんの言うことも聞くんだよっ♡」


 翔がこむぎの首輪も付け替える。


 そうすると葵がりんなに言う


「お姉様...///あ...あれを...///」


 りんなが言う


「じゃあ♡今回は強めにしとくね...♡」


 りんなが葵のおでこに指をあてると、顔を赤くしながら悶える。


「あぁ...///あああぁ...///ありがとうございます...///」


 こむぎがイタズラな顔で手で自らの口元を隠して言う


「りんなちゃんそう言う趣味あったのぉ~...?」


 りんなが頬をカーっと赤らめて、まるで誤解があるかのように言う。


もちろん問答無用で有罪だが。


「違う...///そういうんじゃなくて...仕方ないじゃん...///」


 こむぎが言う


「え~...?女の子をこんなにしちゃって...目が完全にイッちゃってるよ~...?」


りんなが顔を赤らめて目を逸らし


 りんなが言う


「いや...ほら...一応ただの疲労回復魔法だし...///


それと....


《《男の子です》》..........///」


 は?????????????????????????

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