プロローグ
平成20年 夏休み最後の日 とある地方にある<灯月の森>……
そこにある地区<東山>…… 住民800人以下の小さな村、東山……。
過疎化が進み徐々に人口が減ってきている。高齢化や少子化が進む現在。しかし、
東山にはそれ以外の人口減少の原因があった…………。
毎年10人以上が謎の死に方をして死ぬ事件が100年以上も前からあったのだ。
なぜ、どうして死ぬかは分からない。でも1つ分かることがある。それは、
<人が人でなくなる………。明らかにおかしくなる………。>
原因不明の風土病なのか………。それとも偶然なのか………。もしかしたら………。
もしかしたら………。誰かが起こしているのか………。何かがおかしい、<魔の山(東山)………>
そんなことも知らずに1人の少年がこの地に来ようとしていたのである。
これから起こる物語は誰にも予想できない、無限の物語である。
ただ、幸せをつかむために………。
……人は幸せをつかむために
不幸も経験する……
……人は不幸を経験する変わりに
幸せも経験する……
……では教えてください。数多の不幸を経験した私は
なんで幸せをつかめないんでしょうか?……
詩題名<幸せをつかむために>
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