表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

5/52

ep4「エトス村の危機」

第1章『精霊剣』

 ep4「エトス村の危機」

【エトス村】

ギンガ

『うそだろ、、、どうなってんだよこれ。』


ギンガとエステルは驚愕(きょうがく)する。

2人の目の前には、村中が炎上している光景が広がっていた。

多数の魔物と警護団が戦っている。


ラステル

『ギンガ!!エステル!!』


高身長の体格のいい男が近づいてくる。

エステルの兄「ラステル」だ。


ギンガ

『ラステル兄さん!これは一体。。。』

ラステル

『急に魔物の大群が村を襲ってきやがったんだ!!』


ギンガとエステルは慌てふためく。


ギンガ

『俺の家族はどうなったかわかりますか!?』

ラステル

『今、警護団の何人かが村人たちを南の丘に避難させている。きっとお前の家族も大丈夫さ!』

エステル

『ラステル兄さん!パパとママは無事なの!?』

ラステル

『ああ!親父は今、魔物が一番密集している村の中心部で戦っている。

 やっぱり親父はすごいよ!どんどん魔物どもを倒していってる!

 おふくろは警護団の誘導で丘に避難しているはずさ!』

エステル

『よかった。。。』


ひとまず安堵(あんど)するギンガとエステル。


ラステル

『ギンガ、エステル。

 まだ村には逃げ遅れた人たちがたくさん残っている。

 みんなが逃げ切るまで俺たちと一緒に戦ってくれ!』

ギンガ・エステル

『もちろん!』


剣を構えるギンガ。

杖を構えるエステル。


ラステル

『俺は村の南に行って、みんなが丘に避難できるまでの時間を稼ぐ。

 お前たちは逃げ遅れた人たちを探し見つけ次第、丘に避難するように誘導してくれ!』

 

ギンガ・エスエル

『了解!!』


【走るギンガとエステル】

ギンガ

『くそ!なんなんだこいつら!なんで俺たちの村を襲いやがる!』

エステル

『とりあえず魔物たちは無視だよ!今は人命救助が優先だからね!』

ギンガ

『そんなんわかってるよ!

 、、、止まれ!!エステル!』


2人の目の前に多数の人型の魔物が現れる。

そのうちの1体は大型の魔物であった。


ギンガ

『くそ!囲まれちまった!いけるかエステル!』

エステル

『いつでも!』

ギンガ

『くらえ!必殺 銀河剣!』

エステル

『精霊よ。水の力を与え賜え。ウォーターガン!』


次々と魔物を倒し、残るは大型の魔物のみとなった。


ギンガ

『このまま押し通してみせる!必殺 銀河剣!』


技が相手に当たった瞬間、剣が真っ二つに折れてしまう。


ギンガ

『嘘だろ、、、なんて固いんだこの魔物。』

エステル

『ギンガ!危ない!!』


間一髪で大型魔物の攻撃を避けるギンガ。


エステル

『一旦、私たちも丘の方に避難しようよ!』

ギンガ

『ダメだ!今ここで引いたらこいつ丘まで追いかけてくるぞ!そしたら村人全員やられちまう。

 ここで食い止めるしかない!』

エステル

『でも剣が。。。』

ギンガ

『拳でも戦ってやるよ!』


大型魔物がギンガに攻撃しようとした瞬間、どこからか飛んできた斬撃が大型魔物にあたり、消滅する。


アステル

『大丈夫かギンガ!?』

ギンガ

『先生!?』

アステル

『エステルもちゃんといるな。2人とも無事でよかった!こんなとこで何をしている?』

エステル

『ラステル兄さんに頼まれて逃げ遅れた人たちを探していたの!』

アステル

『そうだったのか。このあたりはたくさん人型の魔物どもがいる。まだ戦えそうか!?』

ギンガ

『それが剣が折れてしまって。。。』

アステル

『何だって!?』


何か考えこむアステル。


アステル

『ダメだ!迷っている暇などない!』


なにか開き直ったかのようにギンガに話しはじめる。


アステル

『いいか、よく聞けギンガ!例の洞窟(どうくつ)はわかるな?』

ギンガ

『例の洞窟って、西の森にある火魔(かま)洞窟のこと?』

アステル

『そうだ!その洞窟の奥には1本の剣がある!

 その剣であれば、ここにいる魔物どもを全滅させることができるはずだ!』

ギンガ

『でもあの場所は先生が昔から出入り禁止に。』

アステル

『今は一刻(いっこく)を争う状況だ!

 きっと、お前なら。。。

 いや、もうお前にしか頼めないんだ!頼んだぞギンガ!

 エステル!ギンガにはいま武器がない。

 サポートしてやってくれ!』


そう言うとアステルは立ち去っていく。


ギンガ

『エステル!すぐに先生の言うとおりに!』

エステル

『わかった!!』


ギンガとエステルは西の森にある火魔洞窟(かまどうくつ)へと向かう。

「面白い!」「続き読みたい!」など思った方は、ぜひブックマーク、下の評価を5つ星よろしくお願いします!

していただいたら作者のモチベーションも上がりますので、更新が早くなるかもしれません!

ぜひよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ