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ep24「水都アンダイン」

第3章『水の大精霊 オンディーヌ』

ep24「水都アンダイン」

水都(すいと)アンダイン】

ギンガ

『すっっげーーー!!』

エステル

『きれい。。。』

アイン

『美しいわ。。。』


3人はアンダインの情景に魅了されている。

水都アンダインは白と紺を基調とした石造りの建物が多く、(みやこ)の所々に水路や噴水などのある街であった。


ギンガ

『見ろよあれ!崖の上から見えたでっかいお城!』

エステル

『あれがウォーロラ城。。。

 王子様を夢見る女子憧れのお城。。。』

モルガン

『そのとおり。

 別名を「白亜(はくあ)の城」。

 ただ住んでいるのは王子様じゃなくてこの都を治める都長(とちょう)だけどね。』

アイン

『あら詳しいのね?』

モルガン

『わたし、ここの出身だから。』

エステル

『そうなの!?

 ねえじゃああそこ知ってる!?

 パンケーキで有名な「パン・デ・ケイク』っていうお店!』

モルガン

『う、うん。知ってる。

 「ウォーク商店街」にあるはず。

 あそこのボートに乗れば近道できる。』

エステル

『みんなで食べにいきましょ!』


エステルはモルガンの手を引っ張る。


モルガン

『えっ、ちょっと!』

ギンガ

『お、おい!待てって!』

アイン

『ふふふ!』




【ウォーク商店街】


商店街には飲食店を始めとするたくさんの様々なお店が建ち並んでいる。


エステル

『すごい活気ね!』

ギンガ

『めちゃくちゃ人がいるな。エトス村の何倍いるんだ。

 、、、なんか酔ってきた。』

モルガン

『この程度で人酔いするなんて、あなた田舎者ね。』

ギンガ

『悪いかよ。』

アイン

『さすが「アレスト王国3大都市」の1つね!』

ギンガ

『3大都市?』

エステル

『教室で習ったでしょ。

 「王都 ゲルン」

 「風都(ふうと) ラ・シルヴェストル」

 そして最後がここ「水都(すいと) アンダイン」!』


エステルが中年の男性とぶつかる。


中年の男性

『おっとすまない。』

エステル

『あっ、いえ、わたしもちゃんと前を見て歩いてなかったから。。。

 ごめんなさい!』

中年の男性

『君たち初めて見る顔だね。ここに来るのは初めてかい?』

エステル

『はい、そうなんです。今日来たばかりです。』

中年の男性

『そうか。ようこそアンダインへ。

 おや?そこにいるのはモルガンちゃんじゃないか?』

モルガン

『こんにちは、ユーゲルさん。』

ギンガ

『知り合いか?』

モルガン

『この人がここを(おさ)める都長、ユーゲルさんよ。』

エステル

『た、大変失礼いたしました!

 そんな方だとは知らずわたしったら』

ユーゲル

『そんなかしこまらくても大丈夫だよ。

 わたしもちゃんと前を見て歩いていなかったからね。

 この商店街に来ると美味しそうなお店に釣られてついよそ見をしてしまうんだ。』

エステル

『おっしゃるとおりです!

 とても魅力的なお店ばかりでわたしもさっきから興奮が収まらなくて、、、』

 ユーゲルさん、わたしこの街大好きになりました!』

ユーゲル

『はっはっはっはっ!

 それは嬉しいね!』

ユーゲルの秘書

『都長、そろそろ。』

ユーゲル

『おっともうそんな時間か。

 ではみなさんここは観光名所も美味しい食べ物もたくさんあるから、ぜひ楽しんでいってください。』

エステル

『ありがとうございます!』


ユーゲルは立ち去っていく。


エステル

『すごい優しそうないい人だったね。』

モルガン

『ええ。

 ()()()()()がここに住めるのもあの人のおかげなの。』

ギンガ

()()()()()?』

モルガン

『・・・』

エステル

『あっ!あったわ!パン・デ・ケイク!

 早く行きましょ!』

モルガン

『でもわたしお金無い。。。』

エステル

『大丈夫!わたしがおごってあげる!』

ギンガ

『おい、またぶつかるぞ!』


4人はお店へと入る。




【パン・デ・ケイク】

エステル

『うーん!おいしい!

 ほっぺたがとろけ落ちそう!』

アイン

『ほんとおいしいわ!

 無限に食べられそうなうまさね!』

モルガン

『・・・おいしい。』


3人は美味しそうにそれぞれが注文したパンケーキを食べている。


ギンガ

『うそだろ。こんなのが3,000pvもするのか。。。』

エステル

『この美味しさですもの!

 大丈夫よ!この前の報酬がまだ余ってるでしょ?』

ギンガ

『確かにそうだけど、、、

 はあ、肉が食いたい。。。それか三郎系ラーメン。。。』




【宿】

エステル

『はあー、楽しかった!』

ギンガ

『ど、どんだけ買い物するんだよ。。。』

エステル

『かわいい服たくさん買っちゃった!』

モルガン

『い、いいの?わたしの分まで買ってもらっちゃって。。。』

エステル

『いいのよ!気にしないで!』

ギンガ

『おい。モルガンの分を払ったのほとんどおれだぞ。

 おかげでこの前もらった報酬がだいぶ減ったんだけど。』

アイン

『女の子はお金がかかるものなのよギンガちゃん。

 とはいえ、そろそろまた資金稼ぎをしないといけないわね。

 明日、ギルド集会所に行ってみましょ!

 モルガンちゃん場所わかる?』

モルガン

『うん、街の中心部にある。』

アイン

『そう。それじゃあ今日は早めに休みましょ!』

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