ep19「いける」
第2章『3人目』
ep19「いける」
【マッサジー平野】
アイン
『姿が、、、変わった?
あれは、、、』
ギンガの武器を見る。
アイン
『炎の剣身?
なんなのあの武器は?それに、、、
この異常な魔力は何!?』
ゴブリンたちは困惑している。
ギンガ
『火の叫び THE SECOND
轟鬼大火斬!!!』
炎の剣身が伸び、エステルに襲いかかろうとした中型ゴブリンを一瞬で燃やし尽くした。
アイン
『す、すごい。。。中型を一瞬で、、、』
ギンガはエステルの元に駆け寄る。
ギンガ
『エステル、大丈夫か?』
エステル
『う、うん。ギンガ、、、よね?その姿は一体。。』
ギンガ
『説明は後だ。
こいつらは俺にまかせてここで休んでろ。
コンセンもエステルの側から離れるなよ。』
コンセン
『う、うん』
そう言うとエステルとコンセンの周りに火の壁を作る。
エステル
『きゃあ!!、、、あれ?熱くない?』
【ギンガ】
なんだ?
この前の時と感覚が全然違うぞ。
変身しても魔力を持ってかれていないし、それに、、、
「破壊衝動がない」
力をうまくコントロールできている。
これなら、、、
ゴブリンたちを睨みつける。
ギンガ
『いける』
ギンガはゴブリンの群れに突っ込み、瞬く間に倒していく。
立ち尽くすアイン。
アイン
『一体何者なの。。。あの子は、、、』
小型・中型ゴブリンを全て倒し、残るは大型ゴブリン一体となった。
大型ゴブリンと対峙するギンガ。
アイン
『ダ、ダメよ!ギンガちゃん!
さすがに大型には敵わないわ!!』
ギンガ
『・・・』
ギンガは大剣を構える。
大型ゴブリンが攻撃を仕掛けようとする。
ギンガ
『火の叫び THE THIRD 』
炎の剣身が一気に膨れ上がり、大型ゴブリンの倍もある大剣となる。
『一剣両炎断!!!』
大型ゴブリンは縦に真っ二つに焼き裂かれ消滅する。
アイン
『う、うそでしょ、、、大型級を一撃で、、、』
ギンガの変身が解ける。
ギンガ
『はあ、、、はあ、、、はあ、、、』
エステルたちを囲む火の壁が消える。
エステル
『ギンガ!!』
ギンガの元へ駆け寄る。
エステル
『大丈夫ギンガ!?』
ギンガ
『あ、ああ。大丈夫だ。エステルは平気か?』
エステル
『うん。回復術で少しは回復したから。
どこか痛むところはある!?』
ギンガ
『いや大丈夫だ。
ただ、、、』
エステル
『ただ?』
ギンガ
『すっげえ疲れた。。。』
気が抜けるエステル。
エステル
『もう、びっくりさせないでよ。』
笑うエステル。
アイン
『ほんとにびっくりしたわよギンガちゃん!!』
アインも駆け寄ってくる。
しばらくすると、エアンコ村の方からコンセン救出にきたギルドの人たちがたくさん集まってきた。
【ギンガの体内】
イフリート
・・・
今回は以前戦ったときほどの魔力量はなかった。
それに・・・
【ギンガ】
『てめえら全員
ぐちゃぐちゃにしてやる!!!!!』
あのときのとても異質な魔力。
あれは一体誰の魔力だったんだ?
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