ep18「VS ゴブリン」
第2章『3人目』
ep18「VS ゴブリン」
【マッサジー平野】
アイン
『大型級!?、、、
急いで逃げるわよ!!』
ギンガ
『逃げるたってどこに!?』
アイン
『どこでもいいからあいつらを撒けるまで!
中型ゴブリン1体でわたしたち全員が戦って勝てるか微妙なのにあれはさすがに無理よ!』
ギンガ
『わかった!コンセン、走れるか!?』
コンセン
『う、うん。』
4人は走り出す。
アイン
『ゴブリンはそこまで足は速くないから大丈夫よ!』
ギンガ
『しかし、何で急にあんなにたくさん来たんだ!?』
アイン
『ゴブリンはピンチになると仲間を呼ぶ習性があるのよ。
だからゴブリンに遭遇したときは逃げるか一気に仕留めないといけないの。』
ゴブリンの群れとの距離を徐々に離していく。
しかし、しばらくすると正面から別のゴブリンの群れが現れた。
ギンガ
『くそっ!!こいつらどんだけ湧いて出るんだ!』
アイン
『前のは小型しかいないからみんなで一気に倒して進むわよ!』
エステル
『わかったわ!』
それぞれが武器を構える。
アイン
『アイン流棍技 三の舞
愛素・闘莉!!』
ギンガ
『必殺 速攻剣!!』
エステル
『精霊よ。風の力を与え賜え。ウィンドエッジ!!』
ゴブリンたちは消滅する。
コンセン
『きゃあ!!』
一体の小型ゴブリンに足を掴まれ転ぶ。
ギンガ
『コンセン!
必殺 銀河剣!!』
ゴブリンは消滅する。
ギンガ
『あいつらもう追いついてきやがった!!』
アイン
『コンセンちゃん!走れる!?』
コンセン
『ううん。足痛い。。。』
エステル
『さっきので足を挫いちゃったみたい!』
アイン
『わたしがコンセンちゃんを抱えて走るわ!』
ギンガ
『わかった!!、、、
おい嘘だろ。』
先ほどよりも数の多い別のゴブリンの群れが正面から現れる。
ギンガ
『くそ!!どうする!?どうする!?』
アイン
『・・・』
アインは考え込む。
アイン
『こうなったらわたしが後ろの群れと戦って時間を稼ぐわ。
その間にギンガちゃんとエステルちゃんは前の群れを倒してそのままコンセンちゃんを連れて逃げなさい!!』
エステル
『でもそしたらアインちゃんが』
アイン
『わたしは大丈夫!
知ってるでしょわたしの強さ』
アインは微笑む。
その後、アインは後ろの群れに突っ込んでいった。
エステル
『どうしようギンガ!このままじゃアインちゃんが!』
ギンガ
『もうこうなったら、、、』
ギンガはエトス村での出来事を思い出す。
【ギンガ】
大丈夫なのか?
この前はなんとかなったけど今度もあの力、、、あの衝動を制御できるかどうか。。。
今回は周りに仲間がいるんだぞ。
もしあの力がみんなを巻き込んだりしたら。。。
エステル
『きゃあ!!』
ギンガ
『エステル!!』
中型ゴブリンの攻撃を受けエステルは吹き飛ぶ。
ギンガ
『大丈夫か!?エステル!?』
エステル
『う、うん』
しかしエステルの意識は朦朧としていた。
すぐさま中型ゴブリンがエステルに攻撃を仕掛けようとする。
【アステル】
『エステルのこと、頼んだぞ。』
【ギンガ】
もう迷っているひまはない!!
ギンガは右手に魔力をこめ、柄を出す。
ギンガ
『来い!!!イフリート!!!』
イフリート
『オオオオオオオオオオオオオ!!!!!』
雄叫びとともにイフリートが出現する。
アイン
『な、なによ。これ。。。』
アインは驚愕する。
イフリートは柄の水晶玉に吸い込まれ、柄とギンガはその姿を変えた。
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