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ep9「3人目」

第2章『3人目』

 ep9「3人目」

【エトス村南側 丘の頂上 墓地】

お墓の前でお祈りするギンガ、エステル、アイン。


ギンガ

『アインさん。』

アイン

『ん?』

ギンガ

『ありがとうございました。みんなを(とむら)うのを手伝ってくださって。』

アイン

『いいのよ。。。困ったときはお互い様だわ。』


ギンガはみんなのお墓を見つめる。


ギンガ

『みんなの(かたき)は必ず俺がとる。』


お墓参りを終える3人。


ギンガ

『それじゃあみんな、行ってくるよ。』

エステル

『ギンガあのね、、、』

ギンガ

『どうした?』

エステル

『、、実はまだ大事なことを言ってなくて』

ギンガ

『大事なこと?』

エステル

『うん。実はね、、、

 ドウランちゃんの遺体だけ見つかっていないの。』

ギンガ

『なんだって!?』

エステル

『アインちゃんと村中(むらじゅう)(くま)なく探したんだけど、どこにも見当たらなかったの。』

ギンガ

『そうか!』

エステル

『え?』


喜ぶギンガ。


ギンガ

『ドウランは生きてるぞ!

 あいつは賢いからな!きっとうまく逃げ延びたんだ!』

エステル

『でもあれだけの被害だったんだよ。

 もしかしら遺体も残らないほど。。。』

ギンガ

『いいや!必ずドウランは生きてる!』

エステル

『そうね、、、そうね!!

 ドウランちゃんだもの!今もきっとどこかで生きてるに違いないわ!』

アイン

『よし!』


アインが両手を叩く。


アイン

『これでやることは決まったわね。』

ギンガ

『ああ!ドウランとガロイセンを探し出す!

 そしてもっともっと強くなる!』

アイン

『どこにいるのか検討はつくの?』

ギンガ

『うっ!それは、、、』

アイン

『まずはドウランちゃんを探すにしてもガロイセンを探すにしても情報集めよ。

 この近くだとここから東に行けばエアンコ村があるわ。』

ギンガ

『エアンコ村か。

 わかりました!そこでなにか情報をつかめないか行ってみます!

 アインさん!本当にありがとうござい』

アイン

『よーし!そうと決まったらとっとと行くわよー!』

ギンガ

『えっ!アインさんも付いてくるんですか!?』

アイン

『なに言ってるの!?当たり前じゃない!!

 「旅は道連れ世は情け」ってね!それと、、、』


アインはギンガに近づく。


アイン

『アインちゃん!』

ギンガ

『えっ?』

アイン

『わたしのことはアインちゃんと呼びなさい!

 あと敬語も不要よ。

 敬語使われると心の壁を感じてわたし泣いちゃうから!』

ギンガ

『わかりま、』


アインのゴツい顔面が目の前にくる。


ギンガ

『わ、わかったよ。アインちゃん。』


アインはにっこり笑う。


アイン

『さあー!元気にしゅっぱーつ!』


こうしてギンガたちに新たな仲間「アイン」が加わった。

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