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ep8「感触」

第2章『3人目』

 ep8「感触」

【エトス村 近くの川』

ギンガ

『エステル、エステル!』

エステル

『えっ!あっごめん。どうしたの?』

ギンガ

『、、、、、お(かゆ)ごちそうさま。おいしかったよ。』

エステル

『そう、よかった!食器洗うからそこ置いといて。』

ギンガ

『食器くらい自分で洗うよ。それよりアインさんは?』

エステル

『完治することに専念することってさっき言ったでしょ。』


エステルはギンガから食器を取り上げる。


エステル

『アインちゃんは今洗濯してくれてる。ここしばらく雨だったから。』

ギンガ

『そっか、、、なあエステル。』

エステル

『ん?』

ギンガ

『辛いことを全部押しつけてすまなかった。』

エステル

『なんのこと?』

ギンガ

『みんなの墓作りのこと。。』


エステルは食器を落とすと、ギンガに抱きつき号泣する。


エステル

『うっ、、、うっ、、、すごく辛かった。。。

 パパ、ママ、兄さん、おじさま、おばさま、村のみんなの遺体がとても冷たかった。。。

 今でもまだあの時触った手の感触が忘れられないの。』

ギンガ

『ごめん。大事なときに何もできなくて。』

エステル

『ううん。本当にギンガが生きててくれてわたし嬉しいの。

 ギンガまで死んじゃってたらわたしもう。。。』


ギンガもエステルに抱きつき号泣する。


その光景を遠くから見守るアインの姿があった。

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