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第1章『精霊剣』 あらすじ

第1章『精霊剣』 あらすじ


(つか)・・・刀剣や弓の手で握るところ。握りや(つば)などがある部分の総称。

剣身・・・刀剣のなかみ。実際に何かを斬る部分。

小さな村に住む主人公ギンガとその幼馴染エステルは、ある日村長から依頼された魔物討伐ミッションをしていたところ、自分たちが住んでいる村の方向から黒い煙が立ち上がっているのが見えた。

慌てて村に戻った2人だったが村は多数の魔物に襲われており、村の警護団が戦っている状況であった。

ギンガは剣を使って魔物と戦おうとするが魔物は強く、簡単に剣は折れてしまった。

素手でも戦おうとするギンガであったが村長に助けられ、村長から西の森にある洞窟へ向かい、そこにある剣であれば魔物たちを倒すことができるという話を聞く。

しかし、その洞窟とは村長が昔から出入りを禁止している洞窟であった。

洞窟へ向かうギンガとエステル。

洞窟へ入るとそこには1本の、(つか)しか見えず、剣身(けんしん)の見えていない、剣らしきものがあった。

おそらくこれが村長が言っていた剣だと思ったエステルは、柄を持ち上げようとするが持ち上げることはできなかった。

続いてギンガが持ち上げようと(つか)に触れたその瞬間、柄が激しく光り出すと、赤い巨大な精霊が現れる。

大精霊イフリートと名乗る精霊がギンガに対して尋ねる。

「汝に問う。なぜこの剣を欲する。この力を得て、汝は何を為そうというのか。」

ギンガは答える。

「俺はただ、大切な人たちを守るだけの力が欲しい。」

理由を聞いたイフリートはギンガと契約し、ともに戦うことを誓う。

柄を引き抜いた瞬間、ギンガとエステルは驚愕する。

なんとその柄には結局剣身がついていなかったのだ。

果たしてこれで戦うことができるのか疑問をもちながらも、急いで村に戻るギンガとエステル。

村に着いた2人だったが、村は壊滅状態であった。

慌てて生存者を探す2人の前に魔族と戦う村長がいたが、村長はやられてしまい息を引き取ってしまう。

ギンガは、エステルにこの場から離れるよう指示する。

周りには多数の魔物。

怒りが頂点に達するギンガ。

ギンガは大声で叫ぶ。

「来い!!!イフリート!!!」

するとイフリートが現れ、ギンガが持つ(つか)に吸収されると、柄からものすごい勢いで炎が噴出し凝縮され、炎は剣身の形となり、(つか)は炎を発する大剣へと姿を変える。

そう、この剣は『精霊剣』と呼ばれる、精霊を宿すことで戦うことができる伝説の武器だったのだ。

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