人嫌い
人間が、嫌いだ。
とはいっても、個人個人が嫌いなわけではない。
人間と言う集団が嫌いだ。
通勤電車などは苦痛の極みだ。
周りにいるすべての人間にストレスと不快感を覚える。
人と交流をするとき、俺は仮面を作ってそれで生活する。
その場に合わせた、仮面を。そこにいても差し支えない仮面を被り、そこにいる。
そんな自分も、大嫌いだ。
日本人が嫌いだ。
こんな民族、足を引っ張りあうだけの愚かで醜い民族だ。
他の人間が上手くいっているのを妬み、それを落とすことだけに集中する。
同調圧力なんてもんもその例だろう。
他と同じようにふるまわないやつが気に食わないとかいう屑みたいな感情からくるもんだろう。
いじめなんてもんは人間の屑さが、本性がとてもよく出ている。
気に食わない奴を誰かが叩き、周りの奴らはその攻撃が自分に及ばないように攻撃されているやつを更に攻撃する。
それで、より一層一人の人間だけに攻撃が集中する。
四方八方から攻撃されまくった人間は、どうすればいいのだろう。
声を上げることもできず、ただただ泣き寝入りして堕ちていくしかない。
何が“思いやり”だ。“助け合い”だ。
そんなの、ほとんどがただただ自己満足なだけの親切という名の嫌がらせでしかない。
そうでないものも、全部本能による自分の罪を償おうとしているだけだろう。そうして、償ったと思いこんで、自分を安心させているだけだろう。
全てが自分のためでしかない。
それなのに、自分なりの親切をして自己満足している人間が多すぎる。
こんなことを感じる俺は狂った人間の屑の最たるようなものだろう。
生まれてこない方がよかったような、危険を孕んだ人間なのだろう。
少なくとも俺は自分自身をそう評価するし、周りもこれを聞いたらそうだというだろう。
嗚呼、こんな世など捨てて、どこか誰もいない場所で暮らしたい。
でも、そうなるにも人間が作った社会はそれを許さない。
嗚呼、人が嫌いだ。自分も、他人も、大嫌いだ。
でも、そんな俺は今日も人の社会で息を吸う。
この苦しみは、永遠に終わらない。




