表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ヒレイスト物語  作者: 瑛
第2章 ”別れ”と
41/176

9-4



ディグニは一度距離を置いていた。



「そうでしたか、どうやらあなたを過大評価していたのかもしれませんね。

やっぱりあなたには死んでもらいます。とはいってもこのままでは適いませんから・・・」



フィロはポケットから徐に何かを取り出した。



それを首元に持って行く。



「これで私は完璧な存在になれる。」



何かを首元に打ち込み、しばらくして苦しみ出した。



「ぐああああああああっ‼」



フィロの奇声が響き渡り、不気味にフィロの体が動いている。




しばらくして落ち着いたのかフィロは顔をあげる。

おぞましい顔に変化していた。それに身体も筋肉質になったような。



「何をした⁉」



「ん?これですか。これは人間でも魔法を使えるようになるものす。」



そういってフィロは不気味な笑いを浮かべた。



「ふっははははは。これで私は完璧になれた。」



「それが完璧だって⁉化け物の間違いじゃないか。フィロ様よぉ。」




「これが感じられないなんて、なんて哀れなんだ。あなたは完璧にはなれない。」



そういうと、フィロは手を向けてくる。



「ドゥンケル・ルント」



真っ黒い球がディグニに向かっていく。

ディグニは双剣で防ごうとしていたが、なにを思ったのか地面を蹴りだして飛びのいた。



「残念。もう少しで消滅していたのに。」



黒い球が向かった方向に視線やると壁が球の形になくなっていた。

壊れたというよりは消滅したといったほうが正しいと思う。震えが止まらない。



「ははっ。間一髪。」



ディグニもそちらの方を向いて冷や汗をかいていた。






フィロがさっきの魔法を撃って、ディグニが交わす。それを何回か繰り返していた。



「はあ、キリがないですね。もういいです。これでみんな終わりです。」



両手を上に向け力を溜めている。さっきよりも大きい黒い球ができている。

まるでブラックホールみたいなものが出来上がっていた。



「あれはまずい‼」



ディグニはフィロに向かっていく。



キンっ‼



「無駄ですよ。」



フィロは防御壁を張っていたらしい。

「それにもうできました。さようなら。」




「ドゥンケル・ルント」




僕は死を覚悟した。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ