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ゆるい短編

さよならまたいつか

作者: 閑古鳥

さよならまたいつかあえたらね

愛してたって言いたいな

それもできない僕の

たった一つの愛の歌


日常が壊されたのは

一瞬のことだった

キミはキカイの兵隊に

連れ去られてしまっちゃってさ

僕は何も出来ないで

ただ叫ぶことしか出来なかった

一つ言えた言葉が

キミの慰めにならないとしても


さよならまたいつかあえたらね

愛してたって言いたいよ

それもできない僕が

キミに送る最後の歌


日常を取り戻すには

何年もかかるんだ

キミが居ないこの場所に

慣れることはできやしなかった

僕はキミを救いたくて

その方法を探し求めていた

一つ見つけた方法は

キミを哀しませるかもしれないけど


さよならまたいつかあえたらね

愛してたって言いたいよ

それもできない僕が

キミに送る最期の歌


犠牲になって

自己を喪って

存在()が消えて

バラバラになって


最期にカケラ

キミを思い出して

一つ流したのは幻なのかな?


さよならもうあえない人へ

愛してたって言いたかった

この星の全部に届くくらい

大声で叫びたかった

さよなら大好きだった人へ

いつかいつかまた巡りあえたら

愛してたって大好きだって

そう言って手を握りたいな



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