JAPAN
外国人とジジババが日本を支配する現代
国は年金をろくに支給せず搾り取ることに専念し 国民を捨てた。
残された若者たちは、安息の地を求めてマントルの近くにコロニーを築き、最後の砦として手取り13万円ほどで細々と暮らしていた。
そうした中で、地上を知らない子供たちも生まれた。
まれに勇気ある若者が、自由を求め地表に出たが、暴走を続ける高齢者の車に轢かれ、太陽を拝むことなく死んでいった。
運良く暴走車を逃れた者も、その後入った飲食店で日本語が通じない外国人と接触し、メニューを伝えることができず餓死。
惨劇を目にして生き帰った者は皆、
「そこはもう、日本ではなかった」と嘆くのだった。