私は悪役令嬢。
勢いで読んでいただければ幸いです。
私は悪役令嬢。
だって皆がそう言うもの。
私は公爵令嬢。
だって生まれが公爵家なんだもの。
私は王子殿下の婚約者。
だってお父様がそう言うんだもの。
私は高慢な美人。
だって本当のことだもの。
こんな私に嫉妬して、偽の淑女が突っかかる。
貴女、本当に淑女なの?
ドレスにワインは定番よ。
白いドレスに赤ワイン。
もはや淑女の嗜みよ。
ドレスを裂くなんてナンセンス。
証拠は残しちゃいけないわ。
あくまで淑女はさり気なく。
ドレスの裾を踏むだけよ。
淑女としての嗜みは、悪口陰口いじめの手口。
バレないように嗜んで。
ほんの少し匂わせて。
王子殿下には秘密なの。
これが淑女の嗜みよ。
たまには庶民のアクセント。
恐れ知らずで突っかかる。
貴女の無知はアクセント。
私の恋のアクセサリー。
これは秘密の話なの。
誰にも内緒で言わないで。
だって私は公爵の
悪役令嬢なんですもの。
酔った勢いで書きました。後悔はしてません。(^。^)