表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
紅魔の館の拾われ執事  作者: 夜に生きる中途半端
序章~幻想入り~
30/75

弟子入り編5/?

「あれは詠唱だけで属性を発現させないといけないのよ、つまり詠唱一つで魔力の量、発射時の制御、魔力の変質及び増幅までやるという事、簡単に聞こえたりするかもだけど……とても繊細なバランスで成り立っているの、何か一つ狂えば魔法の暴発、魔力の逆流……まぁ一言で言えば……死ぬわよ」

 背筋が凍る、俺の滑舌では安定しないかもなぁ、位の軽い心配はしていたがまさか魔法の正常な発動は愚か、最悪死に至るとは!。死因が滑舌の悪さだなんて笑い話にもなりはしない。

 「そっ、そうなんですか……」

 「あなたが刀メインで戦うのなら付加で丁度良いでしょ、背伸びする必要は無いわ、それに魔力は伸ばせるものよ」

 肝心な方法についてはともかく、少しばかり希望を見出だせた気がする。自分に大器晩成の性質があると信じたいものだ。

 「その方法とはどのようなものですか?」

 「簡単よ、とにかく魔力に触れるの、少ない内はこれだけでも伸びる筈だわ」

 「なるほど、球技と同じ感じですか」

 「ま、まぁ多分そうね、それじゃ重要な事を言うわよ、良く聞きなさい、その方法で伸ばすにも魔力を感じれないといけないのよ、あなたは恐らく魔力の魔の字すら感じても、分かってもいないでしょうし、よく習うより慣れろと言うでしょう?私が魔力と魔法陣を用意するわ、魔法を実際に自分の手で放ってみなさい」

 そう言い放って慣れた手つきで魔方陣を描き出すパチュリー、本棚のせいで魔方陣が描けそうな広さは無さそうに見えたが、多少のスペースにも器用に細かい魔方陣を描き上げて見せた。

 「さぁ乗って」

 「え?ここでやるんじゃあ……」

 「ここでやったら本に影響が出るでしょ!、ロビーに行くのよ、あそこだったらなかなかに広いしね」

 まだ俺にはさっぱりだがどうやら転移魔法陣だったようで、パチュリーが俺が乗るや否や魔方陣に触れ、起動させる。描いた魔方陣はかなり小さく、光も昨日の空間ごと覆う様なものでは無く体にまとわりつく様で少々地味であった。

 「到着ー、回りには誰も居ないわよね、じゃあ早速やるわよ。しっかり見ていてね」

 到着したばかりだと言うのに魔法陣を手際良く空中に描くパチュリー。そして──

 「火符『アグニシャイン』!!」

 「おおっ!?」

 恐らく魔法の名前とおぼしきが言葉が叫ばれ魔法陣から前方に無数の火球が轟音と共に放たれる、そして直ぐに後ろに居た俺の所にも届く熱風。マジかよ、これを射てと!?、と驚くがまず素人が射ってもあんな事にはならないだろうと考え高ぶる心を鎮める。

 「はい、次はあなたの番よ」

 さっきとは微妙に形状が違う魔方陣を描き、パチュリーが俺の肩にそっと触れる。すると肩付近からじんわりと熱の様な何かが流れ込み、衝動にも似た感覚が沸き上がって来る!。これが魔力なのか?

 「これは?」

 「私の魔力をほんの少しだけあなたに渡したの 、今のあなたが魔法陣に触って魔力を注げばさっきと同じ魔法が発動出来る筈よ、でも只触るだけじゃ駄目、イメージを絶やさないで!イメージ一つで魔法は大きく影響を受けるから、気をつけてよ!」

 注意をしっかり聞いて魔法陣の前に立ち、高揚したまま意識を集中させ感覚を研ぎ澄ます。──体中の熱を全て手中に集め、魔法陣から灼熱が放たれる様子をイメージ。短い間に何度も脳内再生を繰り返す。よし、イメージは完璧だ、さあ見るがいい。これが俺の魔法だ──

 「火符『アグニシャイン』!!」

 「……」

まだこの話自体は続きますが長いので取り敢えずこの辺で、閲覧有難うございました

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ